ローソン短篇集 (岩波文庫)
本書収録の『爆弾犬』について。
登場するのは「のびた犬」と「ジャイアン犬」。
「しずかちゃん犬」や「スネオ犬」や「出来すぎ君犬」や、
どらえもんの様な、未来から遣って来た「犬型ロボット」
は、特に登場しない。他には、犬の飼い主が登場するが、
キャラクターとして重要な役割は果たさない。
キャラ以外に重要なアイテムとして、「爆弾」、正確には
「火薬が目一杯詰まった頭陀袋」が登場する。
最初に、件の「のびた犬」が、この中身が何か判らない
「頭陀袋」を引きずり回して遊んでいると
「ジャイアン犬」が現れる。
「やい!のびた!その頭陀袋を寄越せ。
他人のものは俺のもの。俺のものは俺のもの。
俺はジャイアン!ジャイアン!ジャイアン!」
いや、別に歌は歌わないし、「音痴」と言う事も無い。
それに、正確には「他人のもの」ではなく、「他の犬のもの」
である。
「のびた犬」も、そう簡単には渡さない。そこで
二匹と「爆弾」を中心に「馬鹿騒ぎ」が始まって
挙句の果てに...。
所で、マーケットの中には「のびた」と「ジャイアン」しか
居ないようで居て、「しずかちゃん」も「スネオ」も
「出来すぎ君」も市場参入を、既に果たしている。
投資スタンスが異なるので、トレーダーには
「のびた」と「ジャイアン」しか居ないような印象を
与えているだけである。おまけに、ドラえもんの様な
ネコ型、いや、ネコ型でもヒト型でも何型でも良いが、
「完全自動売買トレーディングロボット」が、
プログラミング売買を実行し始めて、既に久しい。
かくして、マーケットの「馬鹿騒ぎ」は
しょっちゅう、起こり、ウォーレン・バフェットの
様な人物が、何か「馬鹿騒ぎ」を遣っている
連中は居ないかなと、時々、マーケットを
覘きに来たりする訳である。
コンビニエンスストア成功物語 成功するマインドの持ち方
売上げ不振店を蘇らせた著者の実体験を綴った本なのでリアリティがあり、
物語的に話が展開していくのでスラスラと読めました。
「コンビニ経営は経営者の取り組み方次第で勝ち組になれる。」という著者の
マインドと行動力は、コンビニだけでなくどんな業種においても通じるものとして
心に響きました。
コンビニ関係者はもちろんのこと、異業種の方にもおススメの一冊だと思います。
ウッチャンナンチャンのコンビニエンス物語(1) 青春編 [VHS]
あんまり有名じゃないけど、ウッチャンナンチャン主演で1990年4月~5月にテレビ東京でやってたドラマです。一話完結で全六話。この青春編にはPAGE1とPAGE2が入っています。友情出演にダウンタウンと野沢直子。特別出演に西川のりおなど。一つのコンビニを舞台に店員(ウンナン)とお客が共に成長していく。特にダウンタウンと野沢直子とのアドリブ(?)のやりとりは今見ても、おもしろいやりとり。主題歌もメッチャいい。時代を感じ、見た後やさしくなれる様な気がする。今のドラマに比べても遜色のない出来だと思う。