iPS細胞騒動~ヒトiPS細胞に関するHopeとHype~(前編)
正直、驚愕すべき内容だった。
全て信用のおける根拠を元にしているし、非常に興味深い内容だった。
将来的に前編および後編は、科学技術史に関する1級の資料になりうると思う。
マスコミのみならず森口氏にも非はあるにせよ、基本的に氏は、とても真摯で誠実な人柄であることが伺えた。
騒動時には恥ずかしながら私も否定的だった。でも、それなりに、しっかりした研究実績を積んできた医学研究者であることがわかった。
多くの人は、氏に対して、およそ否定的な感情を持っているのだろう。しかし、「iPS細胞騒動」のみならず「iPS細胞の可能性」について少しでも関心がある人は氏の書籍を読むべきだと思う。
全て信用のおける根拠を元にしているし、非常に興味深い内容だった。
将来的に前編および後編は、科学技術史に関する1級の資料になりうると思う。
マスコミのみならず森口氏にも非はあるにせよ、基本的に氏は、とても真摯で誠実な人柄であることが伺えた。
騒動時には恥ずかしながら私も否定的だった。でも、それなりに、しっかりした研究実績を積んできた医学研究者であることがわかった。
多くの人は、氏に対して、およそ否定的な感情を持っているのだろう。しかし、「iPS細胞騒動」のみならず「iPS細胞の可能性」について少しでも関心がある人は氏の書籍を読むべきだと思う。
iPS細胞騒動~ヒトiPS細胞に関するHopeとHype~(後編)
前編から通して、いっきに読み通した。かなり高度な最先端医学の内容を、なるべく噛み砕いて読者に伝えようとする筆者の強い意思が伝わってきた。森口氏は、患者や他人への配慮ができる医療研究者だと思う。
それにしても、マスコミで、氏の表面だけを切り取った作為的な映像を元にして氏の非難をした人々は、一体、何様なのだろうか?何の根拠も無い情報を国民にデマを流して飯を食うというのは、それこそ、彼ら自身のことなのだ。
今回の書籍を読んで、マスコミ報道や芸人ならびに評論家のコメントを鵜呑みにすることは、非常に危ないということがよくわかった。なお、報道で1昼夜にして勝手に市井の1個人の人格が作られてしまうのは恐ろしい気がした。
最後に、あれだけの酷いバッシングを受けても我慢し、むしろ前に出て、できる限りの説明をしようとする筆者の姿勢には、ある意味感動する。ただし敢えて苦言を申せば、あまりにもサービス精神旺盛すぎなのは、どうかと思う。これからは、騒動以前の氏に戻ってほしい。
そして、病む人々のために、本当に信用できる優れた医学研究者達とともに研究を再開して欲しい。このままでは非常に勿体無い。なお、論文が出るそうだが、専門家の1人として楽しみにしています。
それにしても、マスコミで、氏の表面だけを切り取った作為的な映像を元にして氏の非難をした人々は、一体、何様なのだろうか?何の根拠も無い情報を国民にデマを流して飯を食うというのは、それこそ、彼ら自身のことなのだ。
今回の書籍を読んで、マスコミ報道や芸人ならびに評論家のコメントを鵜呑みにすることは、非常に危ないということがよくわかった。なお、報道で1昼夜にして勝手に市井の1個人の人格が作られてしまうのは恐ろしい気がした。
最後に、あれだけの酷いバッシングを受けても我慢し、むしろ前に出て、できる限りの説明をしようとする筆者の姿勢には、ある意味感動する。ただし敢えて苦言を申せば、あまりにもサービス精神旺盛すぎなのは、どうかと思う。これからは、騒動以前の氏に戻ってほしい。
そして、病む人々のために、本当に信用できる優れた医学研究者達とともに研究を再開して欲しい。このままでは非常に勿体無い。なお、論文が出るそうだが、専門家の1人として楽しみにしています。