拝啓、姉上さま Letter set1 炎のダイエットと姉上さま (富士見ファンタジア文庫)
連載短編のいわゆるコミック化。
とはいえお話のそれぞれが完全に独立していて、完結している構成なのです。
つまり1冊読めば、メドレーを歌い終わったときのようなお得な感じです。
くどくない情景描写にテンポのよい場面展開で、コンパクトにまとめられたお話が一気に読める1冊でした。
とはいえお話のそれぞれが完全に独立していて、完結している構成なのです。
つまり1冊読めば、メドレーを歌い終わったときのようなお得な感じです。
くどくない情景描写にテンポのよい場面展開で、コンパクトにまとめられたお話が一気に読める1冊でした。
拝啓、姉上さま1 ―誓いをこえて― (富士見ファンタジア文庫)
無駄なところが無く、重い内容の割にどぎつくもなく、せりふが多いわけでもないのですが情景描写とのバランスが悪いわけでもない。
そんな雰囲気で、最初のシーンからラストまで3ヶ月ほどものすごい勢いで時間が進んでしまうわけですが、ストーリーに関係する所だけはきちっと押さえられていて、読み飛ばすことなく途中で迷子になることもなく読み終えられました。
主人公一人の視点で進みますから、一緒に謎解きする気持ちで最後まで。
そんな雰囲気で、最初のシーンからラストまで3ヶ月ほどものすごい勢いで時間が進んでしまうわけですが、ストーリーに関係する所だけはきちっと押さえられていて、読み飛ばすことなく途中で迷子になることもなく読み終えられました。
主人公一人の視点で進みますから、一緒に謎解きする気持ちで最後まで。
拝啓、姉上さま Letter set2 大きな人の小さな約束 (富士見ファンタジア文庫)
ちょっとずつ登場人物も増えてきますけど、それぞれのエピソードも簡単に織り込まれていて読んでいて楽しいです。
なによりキャラクタの性格がきっちり書き分けられていることと、変な味付けがない正当派な文章が、ごまかしのない面白さとして味わえます。
各話が完全に独立してるので、お話的にはあまり深くツッコミませんが、1つの街の中で起こる小さな出来事として割り切っていますので、そのスケールの小ささがぴったり来て、読んでて飽きないです。
なによりキャラクタの性格がきっちり書き分けられていることと、変な味付けがない正当派な文章が、ごまかしのない面白さとして味わえます。
各話が完全に独立してるので、お話的にはあまり深くツッコミませんが、1つの街の中で起こる小さな出来事として割り切っていますので、そのスケールの小ささがぴったり来て、読んでて飽きないです。