Do It Yourself (Dlx)
発売された同時はとても聞く気がしない食わず嫌いなアルバムでした。最近、良いとの評判で、このリマスター2枚組を購入しました。再生したところ、音圧が凄く驚くと共に、音が良いのに感激しました(音量は通常の1.2倍で収録されています)。演奏は上質なフュージョンで、こんな音楽があったのだな〜と驚きました。やはり、食わず嫌いは良くないですね。お勧めのアルバムです。
ブリティッシュ・パンク・インヴェンション [DVD]
実はイアン・デューリーが目当てだったので、ピストルズが口パクでもあまり気にならなかったのだが、ボブ・ゲルドフには不愉快な印象しか残らなかった。まあ、「そういう人」なんだろうな。当然、星二つ分のマイナスはボブ・ゲルドフの分ですよ。後、脱線して申し訳ないが、昔の『ロッキング・オン』にて誰かが「デヴィッド・ワッツ」のザ・ジャムのカヴァー・ヴァージョンについて「ポール・ウェラーが歌っている」という意味合いの文章を書いていたが、実際はブルース・フォクストンでした。まあ、そういう雑誌なんだろうね。
New Boots & Panties
パブサーキットから飛び出したカタワのロックンローラー、イアンデューリーのデビュー作。デモバージョンを加えたまさに完全作。
チャキチャキしたリズムと間の抜けたボーカルで世界の全てを唾棄するイアン、そこには労働階級の、不具者の、醜男の社会に対する魂の怒りと共に、一介の教師上がりが世界に対して勝負をかけようとする気概の充満が感じられる。
まさに魂、それだけが動かない肉体を引っ張っている原動力となっているイアンの歌声は、ソウルとしか言いようがない力を持っている。この欲望の塊でしかない魂は、同じような階級、世代、境遇の心をビンビン揺さぶったのであろう。
チャキチャキしたリズムと間の抜けたボーカルで世界の全てを唾棄するイアン、そこには労働階級の、不具者の、醜男の社会に対する魂の怒りと共に、一介の教師上がりが世界に対して勝負をかけようとする気概の充満が感じられる。
まさに魂、それだけが動かない肉体を引っ張っている原動力となっているイアンの歌声は、ソウルとしか言いようがない力を持っている。この欲望の塊でしかない魂は、同じような階級、世代、境遇の心をビンビン揺さぶったのであろう。