J.S.バッハ : 無伴奏チェロ組曲 (全曲) (J.S. Bach : 6 Suites For Cello Solo / Pieter Wispelwey) (2CD+bonus DVD) [輸入盤]
Johann Sebastian Bach: 6 Suites per Violoncello Solo Senza Basso
最初の一音から惹きこまれます。
物凄いダイナミクス。しかしそれが、mp や p のなかでも感じられます。
多彩な音色・奏法。決してひけらかす類のものではなく、あくまでも音楽に従い自然です。
勿論、カザルスや、ロストロ、フルニエにビルスマの新旧等持っています。
これ以上の演奏があるのでしょうか?
また録音も完璧。
倍音成分もゆたかに入っており、録音ホールの大きさも解ります。
チェロの弾きはじめの高域成分、胴鳴り、またウィスペルウェイの息遣いまでも克明に記録され、広帯域 オーディオ用レファレンスCDとしてもお勧めです。
また、アップコンヴァートして聞くと更によくわかります。
この演奏・録音・二枚組でこの値段?
お求めなることをお勧め致します。
物凄いダイナミクス。しかしそれが、mp や p のなかでも感じられます。
多彩な音色・奏法。決してひけらかす類のものではなく、あくまでも音楽に従い自然です。
勿論、カザルスや、ロストロ、フルニエにビルスマの新旧等持っています。
これ以上の演奏があるのでしょうか?
また録音も完璧。
倍音成分もゆたかに入っており、録音ホールの大きさも解ります。
チェロの弾きはじめの高域成分、胴鳴り、またウィスペルウェイの息遣いまでも克明に記録され、広帯域 オーディオ用レファレンスCDとしてもお勧めです。
また、アップコンヴァートして聞くと更によくわかります。
この演奏・録音・二枚組でこの値段?
お求めなることをお勧め致します。
J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲(全曲) (J.S.Bach : 6 Suites for Cello Solo / Pieter Wispelwey) (2CD+bonus DVD) [輸入盤・日本語解説書付]
バラク・ノルマンのチェロでの27才の第1回目の89~90年の録音、2回目の98年の36才の録音から14年を経て、
50才になったウィスペルウェイがオランダ楽器財団から貸与されたピーテル・ロンバウツの名器を使用し、
ピッチを392Hzに選択しての、渾身の演奏です!!
低音部の体に響く、深く、のぶとく、重厚で豊かな音、チェロという楽器の奏でる音がこのように多様であったか!!と、
このCDを聞いて初めて気付かされました。
そして、語りかけてくる音の一つ一つに耳を傾けると、繊細で深く、彼がチェロの音の世界を
どれほど深く追及しているのかが解ります。
はじめ、日本語解説付きの発売が待てずに、日本語解説の無い盤を買ってしまいましたが、英語での感覚的なウィスペルウェイの
ライナーノーツが充分理解できず、彼の演奏をより深く味わいたいと、また、この日本語解説付きを買ってしまいました。
価格はこの、日本語解説付きの方が高いですが、寺西肇さんの解説も非常に価値が有ります。
寺西肇さんの 「時に雑音すらも音楽に採り込んだ。彼こそが、『チェロという楽器に未来へ向けた可能性をもたらした』」と、
いう言葉を読んで、思わず、その通りです!!と、声が出てしまいました。
2014.5月号のレコード芸術の特集、名曲名盤500にも、この盤はカザルスをはじめとする
大御所達のすぐ下に名前を連ね、堂々の5位と高い評価を受けています。
チェロの音の世界を探究し続けるウィスペルウェイにとって、この盤が無伴奏の最終地点ではありません。
無伴奏は彼にとっては体の一部ですから、10年後か15年後に又、必ず全曲を録音するはずです。
3回の全曲録音の度に増々深みをましてきた彼の曲への解釈と音への探究が、
60才を過ぎた時に、どのような演奏をさせるのか?
そして、その時、音楽界でもこの曲の演奏の解釈も変化しているはずですが、
『チェロという楽器に未来へ向けた可能性をもたらした』名盤とされているはずです。
50才になったウィスペルウェイがオランダ楽器財団から貸与されたピーテル・ロンバウツの名器を使用し、
ピッチを392Hzに選択しての、渾身の演奏です!!
低音部の体に響く、深く、のぶとく、重厚で豊かな音、チェロという楽器の奏でる音がこのように多様であったか!!と、
このCDを聞いて初めて気付かされました。
そして、語りかけてくる音の一つ一つに耳を傾けると、繊細で深く、彼がチェロの音の世界を
どれほど深く追及しているのかが解ります。
はじめ、日本語解説付きの発売が待てずに、日本語解説の無い盤を買ってしまいましたが、英語での感覚的なウィスペルウェイの
ライナーノーツが充分理解できず、彼の演奏をより深く味わいたいと、また、この日本語解説付きを買ってしまいました。
価格はこの、日本語解説付きの方が高いですが、寺西肇さんの解説も非常に価値が有ります。
寺西肇さんの 「時に雑音すらも音楽に採り込んだ。彼こそが、『チェロという楽器に未来へ向けた可能性をもたらした』」と、
いう言葉を読んで、思わず、その通りです!!と、声が出てしまいました。
2014.5月号のレコード芸術の特集、名曲名盤500にも、この盤はカザルスをはじめとする
大御所達のすぐ下に名前を連ね、堂々の5位と高い評価を受けています。
チェロの音の世界を探究し続けるウィスペルウェイにとって、この盤が無伴奏の最終地点ではありません。
無伴奏は彼にとっては体の一部ですから、10年後か15年後に又、必ず全曲を録音するはずです。
3回の全曲録音の度に増々深みをましてきた彼の曲への解釈と音への探究が、
60才を過ぎた時に、どのような演奏をさせるのか?
そして、その時、音楽界でもこの曲の演奏の解釈も変化しているはずですが、
『チェロという楽器に未来へ向けた可能性をもたらした』名盤とされているはずです。