ベルの優しさが画面を通して伝わって来ました。

まだ、心が通い始めたころの野獣とベルのストーリーです。孤独な心の野獣に付け込んでくるパイプオルガンの『フォルテ』がピッコロ笛の『ファイフ』を使ってベルを陥れる計画があるなど、ドキドキさせられる中で、かわいらしいクリスマスのうたが、何曲もあり、子供と歌いながら見ることの出来るとてもお勧めなﾋﾞﾃﾞｵです。

やさしい野獣とやさしい美女の知り合いで美しい物語ができました。飽きずに見れます。大人でも心がやさしく慣れるでしょう。

ベルがまだ野獣の城にいた頃のお話です。野獣との仲がわりと良くなっているので、本編でいうと晩餐会前・・・ってところでしょうか。クリスマスの準備をするベルと、それを阻止しようとするフォルテ。基本キャラ＋オリジナルのキャラも出てきていますが、本編の雰囲気を壊すことなく出来上がっています。
挿入歌の「クリスマスがある限り」はとても良い曲ですよ。英語圏ではCDが発売されているようですが、日本語版も是非作って欲しいですね。もちろん、英語版のCDの発売も是非！

　セカンドにしてはとても良くできた作品だと思います。
　ストーリーも凝っていて、新しいキャラクターをはじめ笑いあり涙あり。
　クリスマスの準備に華やぐお城を舞台とした背景の描写も美しく、特に美女と野獣特有のミュージカル風の音楽や歌の数々は、なぜＣＤに納められないのだろ？と思うくらいすてきなものでした。
　こどもは勿論、大人も十分楽しめると思います。
　クリスマスシーズンに家族そろってご覧になり、聖夜の素敵な余韻に浸っていただきたい作品です。