PURE ELECTRIC
SIMPLY REDにも在籍していましたギタリスト、KENJI JAMMERこと鈴木賢司の1988年発表作品です。現在でこそ「HULA-HULA DANCE」のようなハワイアン風音楽を演奏していますが、この時はハードロック音楽でした。
1、9曲目以外はインストです。前々作であるスタジオアルバム「BEAT OF ROCK」に引き続き高木完(Vo.)が参加、1曲目"THIS IS ROCK!"では英語詞をラップ調で歌っています。当時、日本国内ではラップは一般的に認識されていませんでしたが、今思えばAEROSMITH / RUN D.M.Cの"WALK THIS WAY"へのオマージュだったのかも知れません。9曲目はALICE COOPERのカバーです。
彼の作品の中で好きな曲が多いアルバムですが、特に軽妙な2曲目やチョーキングとヴィヴラートを多用した5曲目のバラード、8曲目"A CONCERTO FOR JOHN" でのクラシカルな演奏などは耳を惹きます。歌のないインスト曲はいかに高揚部をつくるか、一辺倒な印象にならないための工夫や構成能力が問われ、曲順さえも重要なポイントになります。しかし楽曲の完成度は高く、且つ安定しており、また前作のライヴアルバム「INAZUMA SUPER SESSION」でJACK BRUCE,ANTON FIERと共演したその経験からか、自信に満ちたギタープレイを聴かせてくれます。良盤。
1、9曲目以外はインストです。前々作であるスタジオアルバム「BEAT OF ROCK」に引き続き高木完(Vo.)が参加、1曲目"THIS IS ROCK!"では英語詞をラップ調で歌っています。当時、日本国内ではラップは一般的に認識されていませんでしたが、今思えばAEROSMITH / RUN D.M.Cの"WALK THIS WAY"へのオマージュだったのかも知れません。9曲目はALICE COOPERのカバーです。
彼の作品の中で好きな曲が多いアルバムですが、特に軽妙な2曲目やチョーキングとヴィヴラートを多用した5曲目のバラード、8曲目"A CONCERTO FOR JOHN" でのクラシカルな演奏などは耳を惹きます。歌のないインスト曲はいかに高揚部をつくるか、一辺倒な印象にならないための工夫や構成能力が問われ、曲順さえも重要なポイントになります。しかし楽曲の完成度は高く、且つ安定しており、また前作のライヴアルバム「INAZUMA SUPER SESSION」でJACK BRUCE,ANTON FIERと共演したその経験からか、自信に満ちたギタープレイを聴かせてくれます。良盤。
BEAT OF ROCK!
(1)GROOVY STRUTTIN'
(2)GENERATION BREAKDOWN
(3)H.M.H.H.
(4)THE HWANG HO
(5)ROCK'N ROLL BREAKER
(6)SUPER HEAVEN
(7)UPTOWN TRAFFIC
(8)A.P.K.
(9)BEAT OF ROCK
(2)GENERATION BREAKDOWN
(3)H.M.H.H.
(4)THE HWANG HO
(5)ROCK'N ROLL BREAKER
(6)SUPER HEAVEN
(7)UPTOWN TRAFFIC
(8)A.P.K.
(9)BEAT OF ROCK