ひぐらしのなく頃に 暇潰し編 1 (ガンガンコミックス)
『ひぐらしのなく頃に』という作品の原点は、同人PCゲームと言う極めて狭いユーザーに向けられた作品なのですが、卓抜したプロットや非常に練り込まれた世界観、伏線やミスリードに満ちた、謎が謎を呼ぶようなシナリオ、個性的なキャラクターたちが繰り広げる、陰陽入り乱れた展開の妙、そしてその陰陽両極のシーンを、ある時は萌え要素をふんだんに、またある時は凄まじい恐怖と戦慄を伴ってプレイヤーに投げかけるような、圧倒的な表現力等、同人ゲームと言う枠にはとても収まりきらない魅力を数多く備えた傑作です。
故に様々なメディアにて現在展開がなされている訳ですが、このコミック版での展開は原作の再現度・理解度の高さや、コミックならではの表現スタイル、及び技量面で粒揃いの描き手さんをチョイスしている点等、ここまでは非常に楽しめる企画となっていると評価できると思います。
『ひぐらしのなく頃に』は全8編のストーリーから構成される作品ですが、前4編が『ひぐらしのなく頃に(When they cry)』、後4編が『ひぐらしのなく頃に解(when they cry 2)』と纏められており、それぞれ「出題編」「解答編」と称されております。
この『暇潰し編』は第4編にあたり、「出題編」の最終話となっています。メインは古手梨花。他編ではプレイヤーキャラとなっている前原圭一が登場しない、舞台が昭和58年ではない、原作者・竜騎士07氏が「当初は執筆予定に無かった」と語っているなど、他編とは趣を異にした、ある意味外伝的な位置付けとも思えるシナリオです。ただし、「出題編」と「解答編」を結ぶ橋渡し的な編として、存在意義は極めて重要で、この作品の根本的な構造を暗示している編となっています。
作画面では少し赤坂衛の印象が違っているものの、梨花の猫的可愛らしさと、裏面の不可解さと言う、相反する特徴を非常に印象深く表現できている点が好印象です。
故に様々なメディアにて現在展開がなされている訳ですが、このコミック版での展開は原作の再現度・理解度の高さや、コミックならではの表現スタイル、及び技量面で粒揃いの描き手さんをチョイスしている点等、ここまでは非常に楽しめる企画となっていると評価できると思います。
『ひぐらしのなく頃に』は全8編のストーリーから構成される作品ですが、前4編が『ひぐらしのなく頃に(When they cry)』、後4編が『ひぐらしのなく頃に解(when they cry 2)』と纏められており、それぞれ「出題編」「解答編」と称されております。
この『暇潰し編』は第4編にあたり、「出題編」の最終話となっています。メインは古手梨花。他編ではプレイヤーキャラとなっている前原圭一が登場しない、舞台が昭和58年ではない、原作者・竜騎士07氏が「当初は執筆予定に無かった」と語っているなど、他編とは趣を異にした、ある意味外伝的な位置付けとも思えるシナリオです。ただし、「出題編」と「解答編」を結ぶ橋渡し的な編として、存在意義は極めて重要で、この作品の根本的な構造を暗示している編となっています。
作画面では少し赤坂衛の印象が違っているものの、梨花の猫的可愛らしさと、裏面の不可解さと言う、相反する特徴を非常に印象深く表現できている点が好印象です。
HOBIRECORDS SELECTION ドラマCDひぐらしのなく頃に~バンドルパック~
TVと内容が近く、状況が想像しやすいので何かの作業をしながら、とかに流しています。小説から入った人も、TVから入った人も違和感なく楽しめます。
ひぐらしのなく頃に 暇潰し編1巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
私は原作を未プレイなので他の方々が言うように、キャラ(特に主人公の赤坂)が原作のイメージと違うとかいうところは分かりません。ついでに、どこが漫画オリジナルの部分なのか原作と漫画の違いも知りません(汗)…そんな、全く予備知識なくコミック版暇潰し編を読んだいわゆる素人というか初心者の感想ですので悪しからず(汗
まず、この暇潰し編ですが(まだ1巻ってこともあるんでしょうけど)怖くはないですよね?
梨花の豹変シーンも、ギャップで凄みはあっても怖いとは感じませんでしたし……
読んでて一切、ゾクッとくるものが無く、他の三作と比べても怖さや重さが軽めな印象を受けました
もっとも、それを言い換えれば、読み易いとも言えるのかもしれません
まず、この暇潰し編ですが(まだ1巻ってこともあるんでしょうけど)怖くはないですよね?
梨花の豹変シーンも、ギャップで凄みはあっても怖いとは感じませんでしたし……
読んでて一切、ゾクッとくるものが無く、他の三作と比べても怖さや重さが軽めな印象を受けました
もっとも、それを言い換えれば、読み易いとも言えるのかもしれません
ひぐらしのなく頃に 暇潰し編 2 (ガンガンコミックス)
原作4話。折り返しとなる暇潰し編が完結で、解シリーズを読むにあたり是非読んでおきたいのが暇潰し編です。内容は深くもなく浅くもなくそれでいて、なくてはない重要な位地にあります。解シリーズの前に是非。