ロゴス(LOGOS) 氷点下パックGTマイナス16度ハード600 81660612
logosからこのタイプの半分で凍る新商品もでましたが、費用対効果でみるとこちらを選ぶのも価格の上ではいいかもしれません。
外にもっていかない間は、冷蔵庫で場所をとるかもしれませんが、逆にこれを入れっぱなしにする事で冷凍庫の能力が少し底上げされたと思ってもいいかもしれません。
使用のポイントは、初めて凍らすときは気になって何回も冷凍庫を開けてしまうかもしれませんが、ぐっと我慢して、3日ほど放置するのが一番です(笑)
塩狩峠 (新潮文庫)
本の最後で、線路沿いにある主人公の墓標に、かつての婚約者が花を持ってお参りに行く場面がある。
そして僕は、もしかしたら最後、気丈にも「私もあなたのように命をも神に差し出す覚悟で生きるわ」と言うだけで終わっちゃうのかな、と想像してしまった。
しかし、婚約者は線路に突っ伏して泣いた。その瞬間に僕は大泣きしそうになった。すごく感動した。
僕はまだ高校生で宗教とかも全然わからないけど、とにかく感動したし、勇気をもらった。
ロゴス(LOGOS) 氷点下パックGTマイナス16度ハード1200 81660611
コールマン28QTで使用しています。
朝から夕方まで中身のペットボトルが冷たいままですので保冷力は抜群だと思います。
氷点 DVD-BOX
後編が詰め込み過ぎというか、陽子の恋心というか恋愛から結婚の過程を丁寧に描いてほしかった。
いきなし少女の時代から壮年期に飛ばれても・・・
そこまではある程度丁寧に描いてあっただけに・・・
石原さとみの健気さの中に気品のある演技は素晴らしくよかったとおもいます。
岸本加代子さんもよかったです。
あとは配役が少し軽かったような気がしますが集中して前・後編4時間一気に観れました。
少しでも興味がある方はお薦めです。
氷点 (上) (角川文庫 (5025))
1960年代に一世を風靡した大ベストセラー小説。
長寿番組「笑点」の番組タイトルも、本作のもじりだったとか。
私はどーもヒネたところがあるらしく、いわゆる「ベストセラー本」には食指が動かない傾向があります。
よってこの「氷点」も長らく避けてきましたが、この度ようやく手にとってみました。
しかし一度読み出してみたら面白いのなんの。
どうにも止まらず、上下巻700ページ程を一気に読みつくしてしまいました。
数奇な運命を背負って生まれた少女と底意地の悪い継母、禁断の恋や一家に次々と襲い来る数奇な運命など、
モチーフとしては確かに「大衆的」な要素が数多く見られます。突飛と思える展開も確かに多い。
しかし本作には「大衆小説」として唾棄し去ることのできない何かがあります。
ネタバレになるのでストーリーは書けませんが、展開展開で複雑に揺れ動き、
また絡み合う登場人物たちの心理状況は、リアルに迫ってくる切迫感に溢れています。
「汝の敵を愛せよ」
聖書にあるあまりにも有名なこの一言。
啓造はこの言葉を、自らを律する言葉としても、また復讐を果たすための隠れ蓑としても使います。
自らの中に化け物のように同居する背反する心情に思い悩む彼の姿、その彼と関係する人たちとの駆け引き、騙しあい。
仮面を被った人間同士が、同じ屋根の下互いに愛憎入り乱れた心境のまま同居している・・・
「現実的にはちょっとない」設定だと分かっていても、そこに炙り出されるドロドロとした感情は、
読者である我々にも人ごとでないと思わせる迫力があるのです。
朝日新聞の懸賞小説であった本書のテーマは「人間の原罪」でありました。
その難しいテーマに挑みつつ、大衆的な面白さも併せ持っているという点で、やはり得難い一作だなと思わされます。