アンドロメダ・ストーリーズ [DVD]
ストーリー自体は、そんなに記憶に残る感じはしませんでした。
まだ自分が話の内容に追いつける年齢で無かったかも知れないんですが。
とても印象に残っているのは、
他の方も書かれている通り、近親相姦的な部分
特にEDで手を繋いで・・・どうなってるの?これは!?みたいな。のと、
そのまたEDクレジットで流れていた、ステファニー「永遠の1秒」でした。
大人になってからレコードを入手して聴きました。
本当に良い歌なので、こちらも是非CD化して欲しいです。
お願いします。
地球へ・・・ [DVD]
当時映画館で見て、絵はきれいだけれど内容的に「?」でした。キース・アニアンのかっこよさだけが印象に残っていました。今見ると大人の鑑賞に耐える作品と感じます。
普通、人類は宇宙を目指すのに、地球に帰ってこようとするのはある意味斬新。宇宙船のデザインも異色です。
ミュウやキース・アニアンの設定はガンダムのニュータイプやシャアと通ずるものがあります。
意図的でしょうか、ミュウ迫害からはナチスドイツのユダヤ人迫害が、ミュウ対人類の壮絶な死闘からは自由主義対共産主義の戦い、ひいては米ソの最終核戦争が連想されます。(当時ソ連はバリバリ現役でした)
難解な雰囲気でお茶を濁されたようなラストが残念ですが「哲学的」と肯定的に評価しましょう!
30年弱経って、この作品を見なおしました。
ブライトの憂鬱 (白泉社文庫 た 1-12)
かつてSF小説ファンを喜ばせた
「私を月まで連れてって!」の続編。
スーパー家政婦おヤエさんと大金持ちハリアン・シェラトンの
双子の男女の子供たちのお話。特に兄のブライト。
エスパーのブライトは“妹ばなれ”できないエリート、
それを同じくエスパーのニナと、
その夫のA級宇宙飛行士ダンが
温かく見守りそして導くお話。
SF小説ネタはほとんど無いものの、
SFマインドは相変わらずです。
SFファンに限らず全ての本好きに読んで欲しい一冊。
エルメスの道 (中公文庫―コミック版)
装丁のオレンジに茶色のリボンにひかれて手にとりました。
初の社史がマンガであることに驚きましたが、マンガだからこそエルメスの世界が表現できたのかなと思います。
ブランド戦略といい、事業承継の進め方といい、やっぱりエルメスですね。
地球へ・・・Vol.4 【完全生産限定版】 [DVD]
この巻には主人公ジョミーの苦悩する心情が描かれています。10代で理想に燃え人類へ共存のメッセージを送るが拒絶され、挫折し、引きこもってしまう。そんな彼をミュウの仲間達が急かせず、ずっと見守っている感じがとても良い。そして地球へ行くのではなく、自分達だけの星で「生命を創り出し、未来を繋ぐ」という道を見つけだす。しかし理想郷としたナスカで 世代間対立が起こり、その狭間でジョミーは苦悩する。長老達の願い「地球へ行きたい」は夢としては分かるけど、それは「人類と戦う事」。その覚悟があってゼルは言ってたのかな?又、若者達もナスカに定住したい気持ちは分かるけど、人類側の宇宙船がナスカの周りに飛来してくる事を考えたら、最低限脱出の手段としてのシャングリラを整備し、守っていく事は重要だと思う。自分がジョミーの立場だったら、同じように苦悩すると思うし、大勢の命を預かる者として簡単には決断出来ない。ブルーだって、だから300年間アルテメシアの雲海に居たんでしょう。「地球へ行く事は人類と戦う事」。彼ら弱きミュウ達を守りきれる自信と根拠がなければ決断出来ないと思っていたでしょうから。