ER 緊急救命室 I 〈ファースト・シーズン〉 セット1 [DVD]
過去10年で、海外のシリーズ・ドラマでもっとも好きなのがERです。ここまで価格が安くなったので、ためらうことなくシリーズ1~3までを一挙に買いました。ERの世界がじつにリアルに描かれている。保険のないものまであそこまで治療してくれるのかという疑問もあるが、それ以外はティーチング・ホスピタルとして管理職、一人前のスタッフ・ドクター、レジデント、そして、医学生、さらに看護士との人間関係、さまざまな患者と病気、それはさまざまな人生をも意味します。こうした要素が複雑に絡みながら、凄いテンポで展開されます。カメラワークも凄い。初代の診療部長が、「本物の医師になりたいなら、責任感、慎重さ、そして、自己主張、この3つが不可欠だ」とレジデントにいうシーンがありますが、現場の互いの主張のぶつかり合い、競争はすごいものがあります。ちょっと日本人で対応できる人はそんなに多くはないのではと思わされてしまいま。原作者のマイケル・クライトン自身が医者出身の作家だからでしょうか。ディテールスがキチンとしているので、あれだけのリアリティがでるのだと思います。病気の勉強にもなるし、意外と何度見ても飽きません。字幕を英語にして、台詞は英語で見れば英語の勉強にもなるというものです。とにかく、この価格なら絶対買いの作品だと思います。私があと持っていないのは、シリーズ4だけです。
ライヴ・イン・パリ
タイトル通りパリでのライブを収録したアルバム。1曲目から自然なスイングと躍動感のある即興部を聞かせてくれる。ライブならではのリズム感と熱気を感じさせつつも、ゆったりリラックスしながら聞けるのが素晴らしい。きっとDiana Krall自身もリラックスしながら歌っているんでしょう(歌いながら笑っていたり、曲と曲の間に話す様子もリラックス感が漂っています)。彼女のハスキーな歌声にピアノとギターが絡まる構成には感銘をうけた。ギターの味わいが特によい。ヴォーカルもいいしバックの楽器もいいし、すばらしいのひとこと。
最高の恋人(字幕) [VHS]
あまりみんな知らないこの作品。とくかく一度は見て欲しいなっ。内容的には先が見える物語だけど終わってみて気が付いたら涙がポロリってなっていた。
音楽も良くて、多分ケニ-Gだと思うんだけどあのサックスの音色がよりこの作品を盛り上げるもう1つの要素。
見終わった後なんかいい感じでやさしい気持ちになれるみたいな。私的には
DVDになって欲しい。DVDになったら即買いでしょ。
マルチカルチュラリズム
様々な文化的、社会的、政治的差異を持つ人びとを制度的不平等感を与えずにに共生させることは可能か――この問いに対して世界の第一線で活躍する研究者が深淵な議論を繰り広げる。結論を再起に言えば、可能か可能でないかではなくて「わからない」というのが本書を読んだ結論である。しかしこの「わからない」という結論を出すまでの現実分析の鋭さや、解決のための仮説への批判や支持の応酬などの険しい道のりこそ、本書の醍醐味である。ただハーバーマスの議論がわかりにくいという点を除けば、知的ごろつきには刺激的な本であることは間違いない。
CHICAGO <ブロードウェイ・オリジナル・キャスト・レコーディング>
レオタード姿の女性ばかりがでてくる舞台は迫力モノでしたが、こうしてshowが終わったあとで改めて聞いてみると、軽快なjazzにあわせてまた舞台が思い出されてくるのでオススメです。なかでも、六人の女性囚人たちが歌う”Cell Black Tango”は一人一人の歌唱力以外にストーリ性もあってお気に入りの一曲です。これは曲自体を楽しむといるよりは、舞台をみていた後で余韻にひたる一枚だと思います。