三段腹のライオン丸ゴンちゃんのスペクタクル部屋

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ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
 俺は大学を出ても就職口が決まらない。あるきっかけでビブリア古書堂という古本屋の臨時雇いとして働き始める。店主の栞子さんは足の骨折で入院中。客が持ち込む古書の根積りをしてもらうために病室に通う日々を送るうちに、栞子さんと俺は奇妙な客たちのかかえる事情を見つめていくことになっていく…。

 本にまつわるミステリー小説と聞かされたら手にしないわけにはいきません。
 梶山季之『せどり男爵数奇譚 (ちくま文庫)』、北村薫『六の宮の姫君 (創元推理文庫)』大崎梢『配達あかずきん (ミステリ・フロンティア)』と、書籍がはらむ、時にささやかな秘密や、時に壮大な企みを解き明かす物語は、読書を愛する者にはたまらない興奮を与えてくれるものです。

 この『ビブリア古書堂』は4つの中短編を収めています。
 亡くなった祖母が持っていた『漱石全集・新書版』(岩波書店)が明らかにする、秘めた恋。
 小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫)をめぐる高校生の淡く苦い恋。
 ヴィノグラードフ・クジミン『論理学入門』(青木文庫)を売りたいという初老の夫と、それを阻止しようとする年の離れた妻の夫婦愛。
 太宰治『晩年』(砂子屋書房)の初版本を追い求める男の歪んだ愛。
 こうした4つの物語を読むと見えてくるのは、読書を愛するということは、とどのつまりその書に刻まれた物語に重なる自らの人生を愛することに等しいということ。様々な年齢層のお客たちが人生に抱えるものは、人生の半分が過ぎたこの私の経て来たものと多くが重なります。
 読書の喜びとは書の中に自らを見つけることだ、という言葉を読んだことがありますが、まさにそれを実感させる小説です。

 謎を解き明かしていくのは安楽椅子探偵・栞子と助手兼記録係的存在の俺。ホームズとワトソン、もしくはジョセフィン・テイの『時の娘 (ハヤカワ・ミステリ文庫 51-1)』のアラン・グラント警部を連想しながら、時の経過を忘れて頁を繰りました。

 4つの事件はわずか1カ月という短期間に起きて、幕を閉じます。
 続編は紡がれないのでしょうか。そうだとしたら大変惜しいと思わせる佳品ぞろいです。

 なお、最後に一つだけ補足をします。
 ここに収められた中短編は2010年が舞台です。第2編は新潮文庫に限られたある特徴が鍵となっていますが、その特徴は今年2011年に星海社文庫が登場したために、新潮文庫特有のものではなくなったことを追記しておきます。

スケッチパース 背景/小物編―なぞっておぼえる遠近法 パースだけでなく、初心者入門としても素晴らしい内容です。

この著者は「描きたいけど描けない人の気持ち」がよくわかっています。
だからこそ地味な練習法なども紹介されているのですが、
現役アニメーターの言う方法ですから、説得力が段違い!

普通のパース本にはテクニックは細かく書いてあっても、
上達の心構え、どういう部分を練習すれば上手くなれるのかは書いていません。

これは「上手くなるための道筋」がはっきり示された稀有な本だと思います。

青春歌年鑑 80年代総集編 団塊世代の人には半分は聞きたいような、半分は聞きたくないような曲のような気がする。
全部共感を持って利ける気がしない。段々年取って来て(当時)テンポに付いて行けなくなる頃?のような気がする。
でも少しは楽しめそうである。

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