Animelo Summer Live 2009 RE:BRIDGE 8.23【Blu-ray】
ライブ非参加で今までのアニサマも知らずに大槻ケンヂに惹かれてBlu-ray買ってしまったんですが、
想像以上に全パフォーマンスクオリティが高く、約6時間あっという間に観て休日を潰してしまいました…
掴みの水樹奈々+平野絢は歌声もさることながら動きの切れも素晴らしく楽しめます。
やっぱり圧巻なのは大槻ケンヂと絶望少女たち。
正直絶望少女たちは一緒に出る必要があるのか?と思っていたくらいなのですがそれは大間違いでした。
絵的に彩りを添えているだけでなく、本当に4人ともすごい気迫でかつ楽しんでおり、
それぞれの個性を最大限に発揮していて、むしろそれにオオケンがついていくぐらいの勢いでした。
FictionJunctionもスタジオ盤と全く印象が異なり、バンドサウンドでがっつりやると
ここまで凄いのかと唸らされました。ヤンマーニヤンマーニ(nowhere)が好きな人は必聴です。
(ついでに5人全員美人なのに驚いた。)
飛蘭は初めて知りましたが凄い迫力の歌+ルックスだけど喋ると凄い慎ましいのが素敵。
魂のルフランも奥井雅美と相性バッチリです。
水樹奈々+Suaraの深愛はどちらもとても上手いのでぶつかり合わないか不安だったのですが、
声の相性が良く、綺麗にハモってくれており素晴らしい出来でした。
アニサマバンドの実力が非常に高いこと、会場の盛り上がりが素晴らしいことによって
どのアーティストも最高のパフォーマンスが成されたものではないかと思われます。
ひとつ残念なことはカメラのカット割りがむちゃくちゃなこと。
撮った映像全部使いたい気持はわかるけどもう少し落ち着いて見せて欲しいです。
折角素晴らしいパフォーマンスをしているのにすぐ引きの絵に切り替わったりする。
その辺はマルチアングルで入れてくれれば良かったんですが。
まぁライブ映像では良くあることなのですが、今後の作品では改善して欲しいところです。
ちなみにマルチアングルはコラボの曲だけ3アングル用意されています。
音的には音数が多くなるとごちゃっとして平面的になる印象。
この規模の会場の音としては平均的な音かもしれません。
ただ、多チャンネルもないしBlu-rayの実力が発揮できる録音とは言えません。
残念な点もありますが、それを補って余りある素晴らしい内容でした。
次もフル収録した作品を出してほしいなぁ。