チャーリー・ブラウン・オリジナル・サウンドトラック
朝からでも爽やかに聴ける Jazz です。
「そう言えばスヌーピーのサントラってジャズやったなぁ」
と思って手に取ったのが十年以上前。
数年前に人に貸したらどこへ行ったか分からなくなったので今回また買ってしまいました。まぁさすがに今回は輸入盤を買いましたが。
特に「これからJazzでも聴いてみようかなぁ。」という女性にはオススメしたい1枚ですね。
フル・モンティ【字幕版】 [VHS]
舞台はすっかりさびれてしまったイギリスの鉄鋼の街で、職を失った個性豊かな6人の中年男性による、汗と涙の感動ストリップ物語。
こんな中年になりたい・・・。とみんなが思ったかどうかは別として、非常に楽しめる映画でした。
私が好きなシーンは、倉庫の監視カメラに撮られた映像を警察署の取り調べ室で見るシーンです。取調べの最中なのに、他の警察官も一緒になって「お前はここでいつも1テンポ早いんだよ・・。」とダメだしをするんです。
イギリス映画なので、ハリウッド映画のような派手さがなく全体的にリアルな空気がながれており、非常に親近感がわく作りになっていました。「リトル・ダンサー」も炭鉱街を舞台にした物語でしたね。あの映画が好きな方にオススメします。
フル・モンティ [Blu-ray]
コメディ映画斯く在るべし。
まさにそんな映画です。主人公の6人は「どうしようもない状況」の人ばかり・・・全員失業中で、養育費の未払いによって親権を失いそうな父親、自殺を試みた男、妻に失業したことを打ち明けられずにいる人等・・・。そんな彼らを見て笑うべきでは無い様な気もするんですけど、全編クスクス笑いが止まりません。感動させられるシーンもあるのですけど、押し付けがましくないところがミソですね。それぞれが葛藤したり困難な状況に陥ったりしながらスッポンポンに至るまでの過程を清清しい気持ちでご覧ください(笑)。
何度か見たことがある映画ですけど改めて思ったのは、これは「馬鹿な真似して笑われる」のでも「誰かをいじめて笑い飛ばす」のでもなく、「笑わせる」技術がある人たちが作った映画なんだという事。英国アカデミー賞の受賞も頷けます。
さて、映画そのものは勿論素晴しいのですけど、それをさらに引き立てているのがリマスタリングの技術でしょうね。映像も音も文句のつけようがありません。
2500円でこれほどの物が買えるだなんて良い時代になったものです。
フル・モンティ [DVD]
このコメディを始めて見たのは、10年以上前だ。
それから何度も見たが、久しぶりに見て思ったことは、
これって、男性ストリップの部分だけを取り除けば、
今に当てはまるということ。
今の不景気な時代、大企業だって1人くらいしか新卒者をとろうとしないから、
そこに何百人もの志願者が群がって、受かった人は宝くじ並みのラッキーで、
受からなかった人にそれほど非があるわけではない、今日この頃。
いっそのこと自分たちでビジネスを始めちゃといわれはするけど、
これまで雇われて給料をもらってた人が、自分で事業を興すって言うことには
2次元の世界から3次元の世界に飛び込もうとするくらい、
途方もないことのようにおもわれることだってある。
この映画は、そういった、大の男たちが、ためらい、とまどい、おびえ、
男の沽券にこだわりながら、苦悩しながら、(子供にはげまされながら)
自分たちの、生活と、伴侶と、プライドを取り戻して行く、
そして、自分たちの弱さとも向き合って行く、
そういう姿が、おもしろおかしく、だけどリアルに描かれていて、
おかしくって、楽しくって、馬鹿馬鹿しくって、
でも、見た後は、すっきりと、温かい気持ちになれる一作です。
フル・モンティ【字幕版】 [VHS]
失業して妻子と別居中のガズは、なんとか子供の養育費を払おうと考える。即、お金をもうける方法はないものだろうか・・・彼が考えついたのは仲間と共にストリップショーをやるということだった。
失業中のガズが思いつく「稼ぐ方法」はとんでもないことばかり。盗むとかこっそり入ればわからないとか!そういう問題じゃないだろう!と見ているこちらがつっこみたくなるくらい。「ストリップ」だって、まあ普通ではないけれど、それを完成していく過程でみんないろんな思いがあって、いい経験だろうなという感じでした。踊りは素人という設定ですが、最後の踊りはまあそれなりに決まっています。あんまり品のない英語がいっぱいだけど、ただただ楽しむならとっても楽しめます。