ナイン・ストーリーズ (新潮文庫)
すごさをまざまざと見せ付けられる短編集。
ほかの関連作、フラニー~や大工~などもすぐに読みたくなってくる。
最初のバナナフィッシュや最後のテディなんかはいかにも衝撃的に作ってあったりするが、そのほかの短編も人間の心を何気なくぐいぐい抉っていく力強さがある。
ライ麦畑もよかったが、こっちもめちゃくちゃよかった。
彩雲国物語 光降る碧の大地 (角川ビーンズ文庫)
待ちに待った影月の最終章です。
陽月と堂主との関係が細やかに書かれていて読んでいて涙が出そうになる場面もあって
良かったです!
ひたむきに頑張る秀麗にも見所がありますが、何と言っても今回は影月ですね。
最後はああ良かったと思う反面、もう少し別の方向もあったのでは?と
思ってしまうのですが・・・。
これからの展開に益々目が離せなくなってきます!
ガンパレード・オーケストラ 緑の章 ~狼と彼の少年~(通常版)
故障した機体・兵器は有無を言わさず強制廃棄と言うのはどうしても納得がいかない 前作『マーチ』では故障機体はプレイヤーの判断に委ねられ 戦況を鑑みつつ廃棄・交換するか 授業をサボって突貫修理するか等の選択がありそれも楽しさの一つだったと思います 折角フルチューンした機体が有無を言わさず廃棄されるのはもっともゲンナリさせられる瞬間です いっその事『マーチ』をPS2でリメイクした方が良かったような気もしますね・・
スーパースター・クリスマス
このCDはまったくの掘り出し物。
世代を超え楽しめる1枚で、なおかつこの値段、掘り出し物です。
友人へのプレゼントにも利用することにしました。
80年代洋楽が好きな私には、懐かしくてじ~んとくるような
曲もいくつか。
特に、バンドエイドやワム!あたりはほんと感動です。
まだレコード時代に買いに走った時代を思い出しました。
永久保存版として、毎年この時期あたりから聞いてしまいそうです。
Good Luck
久しぶりに、絵本を読むような楽しさで30分ほどで読みました。(絵はありませんが)子供にも読んでもらえるように、絵本にして出版したら素敵。
魔法のクローバーを探す二人の騎士の物語を、色鮮やかに想像出来ます。人が成功するのは、運ではなく、幸運。幸運は、下ごしらえさえしておけば、誰の身にも訪れるものなんだよ、というシンプルな教訓。もしかしたら、ビジネス書として読んだら、物足りないかも知れません。
でも、私は「下ごしらえ」という言葉の使い方が好きです。訳者の方の意訳なのでしょうか、「努力」や「準備」と違って、出来上がりをワクワク待つような感じがするから。
成功する人は下ごしらえ自体を楽しめる素質をもっている人なのかも。子供の頃絵本から色々な教訓を自然に身につけていた、あの素直で感覚で読みたい一冊です。