ウィズダム和英辞典
私にとって、この和英辞典の最大の魅力は、「翻訳のこころ」と「古今ことばの系譜」というコーナーです。有名な文学作品からの抜粋を解説付きで英訳してあります。前者には、太宰治、森鴎外、宮沢賢治から山田詠美、吉本ばなな、村上春樹まで。後者には、「枕草子」「坊っちゃん」「ごんぎつね」、そしてオマケ(?)として「高橋尚子選手インタビュー」というものまで収録されています。
このように、文学に興味をもってもらうという趣向が入った和英辞典は今まであまりなかったのではないでしょうか。
日本語チェック2000辞典
今ひとつ自分の日本語語彙力に不満があった。
というのも、表現に幅が無い。
会話の際、簡単な表現で全てを説明出来るが、語彙がなく話に精彩がないと自覚していた。
もう少し洗練された表現を身につけたいと感じていたときに、この本に出会った。
他のレビューが絶賛するごとく、本書は素晴らしい。
1.収録語数が十分多く、実際に使う用語ばかりである。
2.簡易な問題形式になっているため、飽きない。
是非、私と同じ悩みの人は一度手に取ってみて欲しい本である。
心からの感謝をこめて。
誕生日大全
配偶者の誕生日がが力になってくれる人と運命の人に入ってました。
特に運命の人は私の場合365分の4くらいの確率だったので、見た時ちょっと驚きました。
他にも誕生日を知っている人のページをことごとくめくって行きましたが、かなり合っているような・・(明らかに違うなあ、と思う感じの人も居た)
何はともあれ、いろんな人とコミュニケーションを取る目的で購入するのには良いのでは?
漢字博士 入門編
実は25年以上前に発売された漢字博士はまだもってまして(赤いビニール製の入れ物のやつ)、子どもの頃それで漢字を覚えた者であります。
その自分のイメージとしてですが、漢字がパーツでできている、という感覚に関しては結構強固に教えてくれる気はします。
まあ当時は余暇を過ごす手段は今ほどありませんから、説明書(昔は冊子だったがこれは蛇腹の紙一枚)に書いてある漢字以外のへんとつくりの漢字を漢字辞典で調べ記載したりとマニアぶりが炸裂した影響は大きいですねぇ。
今の漢字の教え方もあまり変わらないと思いますが、このあたりを掘り下げて見てほしいと思ったりします。
まあルール通り遊ぶのもいいでしょう。
大人として考えると、ゲシュタルト崩壊との戦いになります。あり得ない組み合わせを見せられた時に「あるかも」と思わせられる感じ。
たとえば「往」「住」の片方を失念している状態で、その字を見せられた時の感じ。「往」?「住」ならあるだろ的な発言をした恥ずかしさ。
適当にドローして漢字を作るテーブルぐちゃぐちゃになる遊び方でもおもしろい。
個人的にはこの緑(初心者用)と黒(レベルアップしたら混ぜる)の色分けは参考になるわけ方に見えます。
まあ、ゲーム的な面白さが備わっているとは言いにくいですが、なんといいますか、同じへんなのに、くっつく奴が少ないものと多いものの絶対的な差など、自分としてはいろいろと心に刺さってる内容はあります。
以上、自分の感覚では満額★5付けたいが、現代に通用するかは微妙なので1減らし。
そうそう、あまりの札がいいんですよこれが。
叶という字が作りたいけど十がない。じゃあ、自分で新しい札を作るしかないが、他のきれいなゴシック体に対抗できる美しい字で清書できるのか。自分はかつて、牛へんと女へん(なくしたからだと思う)を油性マジックでドーンと書いたけど、
ああいう緊張感はやっぱいい感じだと思います。親が書いてあげるでもいいですがね。