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手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく【DVD】
1回目は友人と爆笑しながら見ました。
なぜかツボでした。ブッダは合唱を覚えました。
2回目一人で見に行くと普通にいい話でした。
絵も綺麗だし、ブッダと相対的に描かれるチャプラの人生が下剋上もので楽しいです。
ブッダは美しかったです。
この映画を見たあと原作も読みました。
原作も心洗われる話でしたが映画の方が好きです。
DVD購入検討中です。
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手塚治虫 実験アニメーション作品集 [DVD]
以前もっと高額で出ていた「実験アニメーション作品集」の廉価版(約半額!!)ですが、
その内容に問題のあろうはずがなく、手塚先生の偉大さを改めて思い知らされる逸品です!!
私のお薦めは「おんぼろフィルム」なのですが、他にも色々ありますし、ましてここで内容を
説明してしまうと、購入時の楽しさが半減してしまうので、これは皆さんの当該商品の購入時の
お楽しみにとっておくといたしましょう。たぶんこのDVDを買う方は、それなりの予備知識を
お持ちの方でしょうから。
ただ残念なのが4000円もするソフトなのにブックレットすら付いていないことで、たぶんDVDの
中に作品データや手塚先生のインタビューが収録されているので、ブックレットの必要性を
感じなかったのでしょうが、版権切れの安物500円名画DVDじゃあるまいし、ブックレットなしには
正直ガッカリしました。タイトルや製作年度ぐらいはすぐに確認できるように、紙媒体でも記録して
欲しかったです。
ご参考までに収録作品は下記の通りです。
1)ある街角の物語
2)おす
3)めもりい
4)人魚
5)しずく
6)展覧会の絵
7)創世記
8)ジャンピング
9)おんぼろフィルム
10)プッシュ
11)村正
12)森の伝説
13)自画像
● プロフィール
● フィルモグラフィー
● インタビュー
内容は最高で文句はまったくありませんが、ブックレットなしで☆一つ減らして4個です。
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ブッダ全12巻漫画文庫 (潮ビジュアル文庫)
子供のころ、小学校の先生から「漫画本は読めば読むほどバカになる」と言われて
そういうものを買うのは恥ずかしいことだと感じてしまっていたころ
東京の大きな本屋さんのレジで一般書を買って並んでいると
前に並んでいた外国人の人がなにやら自分が選んだ日本語の本が本当に買うべきものだったのか
隣のサラリーマン風の紳士に尋ねたところ、その紳士は流暢な英語で答えてあげていました。
外国の人は笑顔でお礼を言って、最後に「あなたは何を買ったのですか?」と聞くと
その紳士は10冊ほどの単行本を見せて「コミックブックですよ」と答えて
相手は「それはナイスですね」と答えていました。
その紳士がまとめ買いしていたのが、手塚治虫の「ブッダ」でした。
ただ当時はその表紙だけを見て、何の漫画だかは分かりませんでした。
それから数年後、本屋でみかけたブッダの漫画を見て、是非買おうとして
あらためて表紙を見たら、あのとき紳士が買ったものであることを思い出しました。
そして家に帰ってブッダを読み終えて、自分が海外の人にも胸を張って見せられるマンガ本を
読んだことに気づきました。
私が最も印象に残っているのは、奇しくもこの全集のカバーになっているウサギが出てくる場面で
ブッダのためにウサギが火に身を投げるシーンでした。
このような漫画でブッダの教えや悩みを表現する手塚先生の業績の素晴らしさを
あらためて認識しています。
これからも、日本の、そして世界の子供たちに推薦したい良書だと思います。
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ぼくのマンガ人生 (岩波新書)
岩波新書で、一番親しみが持てる本です。
難しいことが書いてあるわけでもなく、
いいかげんなことが書いてあるわけでもありません。
手塚治虫さんが、いじめられっこだったことを本書で初めて知りました。
小さいころから漫画みたいなものを書いていたことも初めて知りました。
初期のころの絵も載っていて、たいへん楽しいし、勉強になります。
お母さんが、堪忍ということばをよく使ったという話が印象的でした。
手塚治虫さんの心が、平和に保てた理由が判ったような気がしました。