ゆうげ -selected re-mix & re-arrangement works / 2
くるりのワールズ・エンド・スーパーノヴァのカップリングである「ばらの花〜 Rei Harakami remix」は原曲を超えた秀作。
タイトル曲をも喰っているセンチメンタル過剰な嘆きのメロディでした。
ほとんどの音源制作には、今じゃ数万円のローランドSC-88Proしか用いていないという。
サカナクションなど、多彩なアーティストに影響を与えた偉大なる才能に合掌。
yanokami
どっちのファンでもあって間違いなくよいだろうなと期待していたけど
いつものレイハラカミの音よりアタックが強くない?
誰の思惑?
みんなは感じないんだろうか。
耳が疲れるのであまり聴けなかった。
久々に聴いてみたが印象かわらず。
残念
わすれもの
有名ピアニストの矢野晶子氏が世界遺産に認定したアーティスト。こんな音・曲を作れるのは世界広しと言えどもレイ・ハラカミさんただ一人だけです。鉄腕アトム20周年記念のコンピレーションアルバム「アストロボーイ」で始めてレイ・ハラカミさんの曲を聴き衝撃を受けました。その時に聞いたのがこのアルバムに収録されている「あるテーマ」です。聞きなれない機械的な電子音が不規則に鳴り、だんだんとリズムを構成していくその曲調は、目の覚めた鉄腕アトムが試験台から起きあがる様子を感じました。そして唐突に始まるファンタジックなレイ・ハラカミの世界、ただひたすら明るく柔らかく気持ち言い音、こんな曲をつくれる人が日本にいたなんて・・。余韻を楽しめる、散歩中も自然と口ずさんでる自分がいます。ただひたすら優しく柔らかな気持ちになりたい方にお勧め。
今ではすっかり名前買いするアーティストです。もし彼のアルバムが気に入ったら彼のアルバム「lust」もお勧めですよ。
アンレスト スペシャル・エディション
とある動画サイトでこの人の曲を知り気になって買ってみた。未来的なテクノっぽいインストのアルバムで初めて聞くタイプの音楽であるがとても心地いいものであった。深夜これを聞きながら作業していると何処かへトリップしてしまいそうになるそんな感じのアルバムである。もっと正確にこのアルバムの楽曲達がどんな音楽であるかを伝ることはちょっと難しい。それくらい自分にとっては未知の音楽であるので素直に「是非聞いてみてほしい」とだけ
損はしないだろう。それだけは保証できる
Lust
これまでの彼の独自と言ってもいい歌心あるエレクトロニカを基本的には踏襲した本作も、相変わらず素晴らしいです。ほんと、4年ぶりとは思えないほど、根っこの部分は全く変わらないです、夜空に描いたオーロラの連なりがゆらゆらと揺らめきながら次第に変化を遂げていく様な美しさは、他のエレクトロニカではちょっと味わえないです。
変わらない強さを持ったハラカミですが、よく聴くと今作がこれまでよりも、穏やかさやたおやかさが増している気がします。めくるめく目まぐるしい展開や、強力なインパクトは抑え気味になり、なんとなくのどかなイメージを持ったミニマル的手法を多く取っています。これはジャケットの古い家屋にも表れているように、どこにでもある風景を特に力むことなくスケッチしたような音像を目指した結果なのかなと思います。ですから、一聴すると地味になった印象を抱くかもしれませんが、じわじわとふわふわとしたノスタルジックな気分が自分の中に充満していくことでしょう。侘び寂びを重んじた一歩、引いて制作している感じが、じわじわと伝わってきます。
なおM5は細野晴臣のカバーで、歌唱はなんと本人によるもの。これがなかなか曲の朴訥とした印象と相性が良く、上手くはないけれど滋味深い味わいがあるドゥルッティ・コラムのヴィニ・ライリーやジョアン・ドナードなどの歌唱を想起させられた。これだったら、ミニアルバムなとで全曲歌って、一枚作ってみても、素晴らしいものにあると思う。今回は1曲だけ歌モノというのは、ちょっと寂しい気もした。