巨神ゴーグ DVD-BOX
価格は発売当時と変わらないので本当の意味での再販なんでしょう。
できればパッケージや特典等をリニューアルして廉価版として発売してほしかったですね。
そうすれば初期購入者との差別化も図れますし。
作品はすばらしいので手に入れてまで見る価値は十分あると思います。
巨神(ジヤイアント)ゴーグ (1) (ソノラマ文庫 (285))
ヤマトやガンダム、コンバトラーVなどでメインスタッフを務めた安彦良和が
原作・監督・作画・キャラクターデザイン・メインメカデザイン・作画監督・脚本と
作画作業の大部分を自身で関与した極めて作家性の高いアニメーションのノベライズです。
脚本と同時進行で共同脚本家二人が執筆していますので完成度は非常に高いものがあります。
オウストラル島で古代異星人の遺跡が発見された。
「遺跡がまだ生きている!」
その遺跡に隠された超科学力をめぐり対立する大国、復活した異星人。
その争いに父親を探しに島に来ていた少年が巻き込まれていく。
危機に陥った少年を助けたのは異星人の守護神ゴーグだった!
地球人と異星人の対立は激化していく。地球人に未来はあるのか?
緊迫感のある戦闘シーン、異星人とのファーストコンタクト、人類の起源など見所のあるSFアドベンチャージュブナイルの傑作です。
ガンダムやヤマトなどSFアニメの一つの完成形ではないかと思っています。
しかし、一般の評価は意外に低く知名度はありませんね。番組も26回で終了しています。
巨神ゴーグ (IDコミックス DNAメディアコミックス)
少年少女のロボットジュブナイル物としての作品では上位の物かと…
ただアニメと違いページの都合上カットになった話もちらほら
展開も早め
アニメ版のゆっくり派には少々粗い作品です
巨神ゴーグ(音楽篇1-2)
全体的に神秘感を駆り立て、古代文明の謎を解き明かしていくこの作品にピタッリのサントラでした。この作品を見てない方もヒーリング・ミュージックの1枚として持っていてもいいCDです。
巨神ゴーグ DVD-BOX
ようやく見終わりました。やっぱり買ってよかったです・・・。
昨今の冒険物というと剣と魔法の異世界といったシチュエーションが多いのですが、本作は現代の世界を舞台としております。登場人物も主人公の悠宇が異星人の遠い遠い子孫であること以外、皆極普通のどこにでもいるであろう人たちばかりです。
それでもこの作品がとても魅力的なのは登場人物に本当に悪い人が一人もいなくて、しかも皆個性的であったからだと思います。ロッドやベーム大尉、レイディやMr.ゴトーでさえ・・・。
超能力や小物に頼らず、小細工で勝負するのではなく、生の人間ドラマでこれだけ冒険物を魅力的に描いたアニメはおそらくもう生まれないでしょう。
もし今後冒険物を作ることを志すのであれば本作を見本としていただきたいものです。
個人的には船長が一番のお気に入りですが・・・