Feel No Fret / Volume 8 / Shine / Cupids in Fashio
アベレージホワイトバンドの洗練されてゆく過程がはっきりと分かる2枚組みCDです。4in2であり、最初の1枚がダンサンブル系の初期サウンドであるのに対し、後半の3枚がAOR色が強い洗礼されたサウンドに変遷してゆくものです。後半のプロデューサーがデビットフォスターであり、彼が当時さまざまなバンドを手がけている中でもBestマッチング&BESTパフォーマンスの一つと思います。キーボードの使い方、エレピの音が唸るほどAORしています。更に元シーウインドのホーンセクションであるジェリーヘイのアレンジ&プレイも特筆ものであり、これらのすばらしいサウンドをまとめて廉価で買える本企画CDはお得感・お宝感いっぱいです。
In Concert [VHS] [Import]
2000年7月17日のロスの『ブルースの家』でのライブです。中心メンバーのアラン・ゴーリーが、ベースにギターにボーカルにと最高のテクを披露しています。70年代ホワイト・ファンク・バンドで解散、再結成を繰返しながら今も活動している唯一の『平均的・白人・バンド』に拍手を送りたい。DTS、5.1サラウンド対応で101分 但しリージョン1です。国内盤も出ています。
トゥナイト:ジ・アヴェレイジ・ホワイト・バンド・イン・コンサート [DVD]
2000年ロサンゼルスでのライブ映像。
オリジナルメンバーはAlanとOnnieの2人になってしまったが、この2人が生み出すグルーブは健在。
また、再結成後の参加メンバーとしては比較的古株のEliot Lewisのヴォーカルもハミッシュ・スチュワートに負けず劣らずよい。
若いドラマーのAdam Deitch、サックスのFred VigdorともにしっかりAWBサウンドを理解、表現しようという気持ちが伝わってくる。
あまりライブでもアレンジは変えないほうだと思うのだが、Let's Go 'Round Again は彼らにしてはアレンジを変えていると思います。
超おすすめです。
Pickin' Up the Pieces-Best of
始めてAWBを買うにあたって
名盤とされる一枚目「Pickin' Up the Pieces」'74と二枚目「Cut the Cake」'75を買うか
それともこのベストを買うべきか迷いましたが
結局これを買いました
コレに決めた理由は
一枚目の曲が5曲(1-5)2枚目の曲が3曲(6-8)と、まぁそこそこ入ってるのと
その他のアルバムがどんな感じなのか気になったこと、収録曲数が多いことです
ちなみに残りの曲は
「Soul Searching」'76から(9.11.12)
「Person to Person」'76(ライブアルバム)から(10.13)
「Benny & Us」'77から(14)
「Warmer Communications」'78から(15)
「Feel No Fret...」'79から(16)
「Shine」'80(ジャンルがFUNK→AORになったらしい)から(17.18)
ざっと聴いた感じだとJBっぽい曲は最初の二枚の曲以降はなかったですね
後期のアルバムからは収録曲が少ないのでなんとも言えませんが
最後の「Shine」の曲はかなり感じが変わってて
たぶんサタデーナイトフィバーでビージーズが変わったみたいな感じです
ディスコ系になってます
これはこれでとてもいいんですけどね
その他のアルバムは一貫した方向性な裏声歌ものFUNKでそんなにレベルが下がっている感じもしませんでしたし
ま、最初の一枚なのでAWBの流れがよくわかったという点で
一枚目、二枚目を特筆して名盤として買うよりよかったかなという気がします
ジャケは二枚目のジャケが一番好きですけど
Cut the Cake
キャンディー・ダルファーを始め、様様なアーティストにカヴァーされた「Pick up the pieces」ばかりが有名すぎる白人ファンク・バンドの75年の傑作。
ジャケット・アートはちょっとシカゴの10枚目にも通じるコンセプトで、結構良いデザインだと思う。
サウンドは、「Pick Up・・・」アルバムが割合と(私には)メロウな感じなのに対し、もう少し黒っぽさを強調したナンバーが多い。ギターのリズム・ワークがより前面に出ており、特に1曲目などは相当カッコいい。