Jazz + Bossa
IDEEのコンピレーションCDで聴いて気に入ってしまったので単独のCD購入しました。
このグループのリラックスした演奏も素晴らしく良いのですが、なんたってアン・クルーゲルのボーカルがたまりません。
延びがあるのにハスキー。そして耳元で囁くような歌い口。
特に5曲目Angel Eyesはその極致。小悪魔!
参りました。
完敗です。
Goodnight Kiss
ソフトで耳障りの良い音ですが、歌心のある演奏とバラエティ豊かな選曲で、楽しんで聴けます。
私にとっては、良い意味で眠くならないアルバムです。
コケティッシュな女性ボーカルと、丸みを帯びたアコースティックギターの音色が印象的。
上質なポップスを探している人にもオススメです。
未来への経済論―映画で読み解く私たちの行方
経済のグローバル化、地球環境の悪化など、我々の生活を取り巻く環境は激変しています。加えて、わが国は、巨額の財政赤字を抱えた中で、少子高齢化、人口減少社会を迎えており、経済の活力維持、福祉の在り方と負担の問題など様々難問に直面しています。これらの問題にどう取り組むかの選択は、政治家や官僚ではなく、国民が行うべきであることは論を俟ちません。しかし、現状は政治には無関心、経済のことは分らないという人が余りにも多いのではなかでしょうか。
本書は、映画という身近な題材を通じて複雑な経済の仕組み、政府の役割などについて易しく解説してくれます。同時に、これが本書の醍醐味だと思うのですが、様々な問題について考えるヒントを提供してくれます。本書を読むのを機会に、身近に起こる様々な問題を自分なりに考えて見てはどうでしょう。
筆者の鋭い洞察力による映画作品の解説も面白く、本書で取上げられた映画で、見ていないものは見てみたい、見たものは再度見直して見たいという気にもさせてくれる本です。