レジェンドオブドラグーン公式ガイドブック
徹底的にデータを”テーマ別”でまとめることで、非常に分かり易くて良い本になっています。
例えば普通の攻略本では、ダンジョンのマップページを見たあとで、そこに出没するモンスターのデータを探す為にパラパラとページめくることはよくあると思いますが、この攻略本ではそれぞれのダンジョンのマップの最初に雑魚のデータ、最後にボスのデータをまとめて紹介という形をとっていて、その手間が省けます。
他にもシステム解説の「魔法」のところに「魔法攻撃力の上がる防具一覧」を用意していたりと、細かいところに手が届く、分かり易い構成でした。
データ自体もダメージ計算式や経験値分配の法則などかなり細かい所までサポートしてくれていますし、設定資料集のようなものまであるので読んでいて面白かったです。
ただ細かいことを言えば、魔法の攻撃力を「敵全体に弱攻撃」などと抽象的に表現している為に攻撃魔法ごとの具体的な差がよく分からないこと、アディショナルというシステムについて、敵が反撃してくる技かしてこない技か、してくるならどのポイントでしてくるのか、ということへの言及がないことが残念。
とは言え少なくともクリアするのにはこれ1冊あれば困らないはずです。
評価は星4つですが、100点満点で言えば90点ぐらい付けられるオススメ攻略本。
レジェンド オブ ドラグーン
このアルバムはゲームをやった事ある人には感慨が深い事はもちろんですが、音楽アルバムとしてもなかなか楽しめるアルバムだとおもいます。
一曲目の歌はEDのうたなのですが(外国ではOP)、アイリッシュを思わせる印象的な美しい歌声で、ゲームをやった事のない人でもアイリッシュミュージック、ケルト系のサウンドを愛される人には非常に好ましい曲だとおもいます。
他にもゲームサントラならではのノリのいい現代風の音楽、明るくポップなBGMに丁度いい音楽、切ない音の心に響く曲など、車でかけたり、創作をする時に雰囲気を出すのにはとても良いとおもいます。
聞きこたえのあるゲームのサントラ、創作をする時に一寸ケルトっぽい、しかし現代風な音楽を手に入れたいと思っている人にはおすすめです。
勿論、ゲームをやったことのあるかたにはとても気に入っていただけるとおもうので、お薦めします。
クロノクロスなどのサントラを聞いたことがあるかたなら、なんとなくケルト風だけど、現代テイストっというのがよくわかっていただけるのではないでしょうか?これからそういう音楽に入りたいっという方にもお薦めです。