TVアニメ「ひとひら」オリジナルドラマ&BGMアルバムVol.1(麦編)
好評放送中のアニメ、「ひとひら」のサウンドトラックに、ドラマ2編をぷらすしたアルバム。
思ったよりも、ボイスドラマ部分のボリュームがあって、楽しめます。
収録は、BGM17曲に、OP「夢、ひとひら」とED「スマイル」のTVサイズが2曲。ボイスドラマが2編の、合わせて21曲構成です。総収録時間は、68分15秒。
☆オリジナルドラマ#1 ポスター撮影秘話「モデルなんて、む、無理です」 (11分17秒)
麦の主演ポスター撮影時に隠された、舞台裏の幕間ドラマ。とうぜん撮影は親友の佳代ちゃん。麦の緊張をほぐすため、涙ぐましいコントが繰り広げられ・・・。
☆オリジナルドラマ#2 演劇研究会入部秘話「春風のいたずら」 (8分45秒)
1話で、演劇研究会の入部届けにサインしたあと、そのまま気絶した麦の気絶から目覚めた後のドラマ。佳代はあいかわらず、麦の面倒見がよくて微笑ましいです。
『 全収録曲目 』
1 学院のテーマ〜新学期〜
2 麦の妄想〜パニック〜
3 麦の妄想〜能天気〜
4 橋のある風景〜桜〜
5 麦の妄想〜悪夢〜
6 麦の心象〜オドオド〜
7 夏合宿〜星空〜
8 演劇のテーマ〜春の女神〜
9 野乃のテーマ〜有無を言わさず〜
10 榊のテーマ〜憂いと思いやり〜
11 野乃のテーマ〜うらはらな脆さ〜
12 演劇研究会〜団欒〜
13 気持ちI
14 演劇研究会〜ただ今稽古中〜
15 気持ちII
16 橋のある風景〜雨〜
17 スマイル(ピアノVER.)
18 夢、ひとひら(TVサイズ)
19 オリジナルドラマ#1ポスター撮影秘話「モデルなんて、む、無理です」
20 オリジナルドラマ#2演劇研究会入部秘話「春風のいたずら」
21 スマイル(TVサイズ)
ひとひらの雪 [VHS]
巨匠・根岸吉太郎による1985年の作品。原作はこの手の内容を書かせたら天下一品の渡辺淳一。主演は秋吉久美子、津川雅彦で、共演は沖直美、岸部一徳など。渡辺作品の中でも中年男を中心とするラブロマンスものといえば若い世代なら「失楽園」のような美しくも儚いイメージを想像するかもしれません。しかし、かたやスタイリッシュな中年男・役所広司と津川雅彦とではまるで印象が違ってくるから不思議です。
建築家を演じる津川は家庭を顧みず離婚を言い渡される中年男。とはいえ社内にはしっかり愛人(沖直美)がいます。数年ぶりに再会したかつての教え子でいまは人妻(秋吉)と関係を再開した津川は、3人の女性の間でだらしなくも、それでいて純な一面を垣間見せる演技は、「女性にだらしないけど、どこか憎めないエロ中年」という独自のポジションを確立した感があります。それにしても、津川演じる建築家の色欲はすさまじく、一方で娘を階下に待たせているにもかかわらず男の要求に応じてしまう人妻(秋吉)もどうかしていると言えばどうかしています(笑)。
何といっても秋吉久美子さんの、極力抑えた演技は素晴らしいのですが、それを遥かに凌駕する津川雅彦さんの猛毒が強すぎて、限りなくロマンポルノの世界へとにじり寄っています。もちろんよりリアルで人間臭いといえば、津川さんなんですが、生々しい描写はほとんどの女性客から拒否されるかもしれませんね。もちろん、お子さまとご覧になることは避けられたほうがよろしいと思います。
ひとひら 1 (アクションコミックス)
絵が好きで手に取りました。
web雑誌でもこの人の本は読めるのですが、内容も絵に合わせて素敵です。
今回のひとひらは主人公があがり症の少女で、才能的な声(?)をもっていることから演劇をすることを誘われ・・・というお話。
優しいテイストと愉快で楽しい学園生活、テンポの良い話の進みといった感じで文才のある人だなぁと読んでいて思いました。
キャラがちゃんと動いているし、性格付けもうまいです。
アニメ化されているのは知らなかったので、今度見てみたいと思っています♪
夢、ひとひら
最初、アニメのOPとEDとして聞いた時は地味な曲だな、と思いましたが
繰り返して聞いているうちにだんだん好きになりました。
OPとEDのどちらの曲も歌詞が良いです。
一生懸命に頑張る主人公の女の子の心をうまく描写していて、
劇中の色んな場面が思い返されて元気が出てきます。
ひとひら 第2巻 [DVD]
双葉社・月刊コミックハイ!連載・桐原いづみ原作
「ひとひら」TVアニメ第3,4話を収録したDVD2巻です。
演劇を中心にした夢に賭ける信念と仲間との絆の有様が魅力です。
今回、演劇研究会・一ノ瀬野乃の真実に迫る展開に息を呑みます。
第3幕「初舞台」★★★★☆
いよいよ5月の初舞台。緊張度MAXの麻井麦と一ノ瀬野乃が、舞台袖で心を交わす様を丹念に描いています。
なぜ彼女は麦の声量に惹かれたのか?そこに隠された事実の哀しさと歯痒さ、
演劇を知るきっかけの存在の暖かさとそれでも鈍らぬ決意の強さに思わず引き込まれてしまいます。
ただの「まがい物」集団ではない、その夢に賭けた本気の覚悟と意地を知る序盤の山場と言えるでしょう。
第4幕「頑張ってます・・・?!」★★★★☆
五月病気味の麦と甲斐をシメるべく一同は勉強会に取り組みます。
変幻自在の色モノぶりを発揮する一之瀬野乃の孤立暗躍ぶりが笑えますが、
研究会設立のきっかけ、野乃を支えた彼女の存在など情熱の深い有様にも注目です。
特に夜の公園で挑む、自らを省みないその姿が真剣さを前回よりさらに強調しています。