夢幻の軍艦 大和(1) (イブニングKC)
未来の人間が過去に干渉し歴史を変化させる漫画です。例えるなら紺碧の艦隊シリーズというよりは戦国自衛隊に雰囲気が似ています。なんかその空気がとても新鮮で面白いです。なるほどタイトルが夢幻の軍艦でしたか、話が夢幻(ゆめまぼろし)で無限(話しに終わり無し)な戦艦ならばたくさんの可能性がある、ふむふむなるほど良いじゃないですか。架空戦記物が好きな方はぜひ読んでみてください、後悔しませんよ。
忍邪 [DVD]
タグに釣られて買ってしまいましたw
予告編で「男同士なんだからいいだろ」と言って押し倒すシーンがあったので、それのせいかなー。
雰囲気的にはいい感じではありましたが、でも全く関係ありませんし、あのセリフ自体唐突でしたね。
初めて観たので、アクションは堪能できてよかったし、合田さんの押さえた演技も良かったです。
ジェリー藤尾が出てるのにはびっくりしました!
立ち回りでは出血しないんですが、疫病による出血シーンがあるので、苦手な人はご注意ください。
文芸ミュージシャンの勃興~詩人たちの歌 vol.1~
ぽつぽつと名曲が収録されてるコンピです。
アナログフィッシュと東京60WATTSは後にメジャーデビューします。
2. 夕暮れ(アナログフィッシュ)はこのテイクが一番良いと思います。
1. おいしい音楽(岩見十夢)
4. 紫のけむり(Peck)
7. 四月(千代田夏夫)
13. デッド・ライン(西里一茶雄)
は少し寂しい雰囲気且つ個性的で味わい深い4曲。
5. 似たものどうし(チョコレートパフェ)
8. GO WEST(シュガーフィールズ)
9. 三度の飯より(マーガレットズロース)
はカフェオレーベルの代表的なバンドの3曲。
「ロック」の定義を正しく捉えている人達でもあります。
シュガーフィールズのプロデュースする音は本当に音が良いです。
上手に言えないけれど、その場の空気感みたいなものまで届けてくれるイメージ。
ミュージシャンでもあるけれど、マスタリングエンジニアとして好きになった人は後にも先にもシュガーフィールズだけです。
「ロックは文学のひとつであり、知的な雰囲気にカッコ良さを見出せる」人なら気に入るバンドが必ず見つかると思います。
世にも恐ろしいグリム童話 日本昔話 [DVD]
「本当は怖いグリム童話」という関連の本が流行ったことがあったが
それらを原作にアニメにしたもの。
と考えると安易な発想でイマイチな内容を心配するが、
これが意外にもクオリティが高く、いいデキ。
1話目のためだけでも観る価値がある。
●ヘンゼルとグレーテル
「お菓子の家」や「ちぎったパンを帰り道の目印に」など
童話としても有名なシーンがある話。
発狂しかけている母親の雰囲気や
何を考えているかわからない不気味な表情のヘンゼルとグレーテルが素晴らしい。
1話目にして尋常じゃない空気が漂う。
●青ひげ
絵のタッチが1話目と大きく変わる。
もともとの童話があまり日本人に馴染みがないし、
ラストの意味がわかりにくいのも残念。
●灰かぶり
いわゆる「シンデレラ」。
かなり性悪で、したたかな性格のシンデレラはなかなか新鮮。
登場人物全員が妙に人間臭い言動で良い。
●猿蟹合戦
猿やカニではなく完全に人間として登場する猿とカニ。
「何か起こるかも」と思わせる部分がやや長すぎて
全体のテンポが悪いのが残念。
●カチカチ山
擬人化されたタヌキとウサギの物語。
タヌキはまったく悪くないのにウサギにひたすら叩きのめされる流れ。
手の込んだ過激描写は1話目に通じるものがある。
まったく救いがなく、後味が悪いだけというのも良い。
●浦島太郎
夢の場所である竜宮城でのトリップ具合が見もの。
ひたすら骨抜きにされていく表現がある意味で怖すぎる。
ただ白い煙で老人になったという童話のノリよりも
今作の方がよっぽど納得できる。これもオススメ。
FREEDOM
まだどことなくあどけなさが残る作品です。今ほど声に伸びはないですが、綺麗にしっかり唄っていて、個人的に大好きです。あなたのキスを数えましょうのバージョン違いやfairlylandも入っていて、ファンならコレクションしておきたい一枚でしょう。結構聴きやすいのので、小柳の初心者向きにもいいかも。