アミスタッド
奴隷船「アミスタッド号」の奴隷反乱から、法廷での裁判までを扱った映画のスコア。作曲はジョン・ウィリアムズ。
アフリカンな打楽器の音にコーラスを交えたメインテーマ「アフリカよ,涙を拭いて」は秀逸。その他の各曲も、なかなか感動的に盛り上げてくれる。全体的にコーラスが多めで、パーカッションの使い方もアフリカを強く意識したものとなっている。重く叙情的ではあるが、聴いていて決して退屈しない素晴らしい出来だ。
ちなみにアミスタッドの語彙は「友情」らしい。奴隷船にこんな名前をつけるのもどうかしている。
全14曲、総収録時間約56分。
スペクタキュラー・スピルバーグ
これ一枚でよく知っている映画音楽を、ゴージャスなオーケストラサウンドで楽しめます。
通常はクラシックをきっちりやってるオーケストラで、演奏はしっかりしています。
また、Telarcの録音は見事で、サウンドトラックなんかより格段に良い音です。
スペクタキュラー・スピルバーグ
音質がすばらしい!
演奏の録音はもちろんですが、効果音がまたすごい!
「ジュラッシックパーク」では、今にも恐竜から頭を喰われちゃいそう!
個人的には「ポルターガイスト」が、ドラマの印象と違ってかわいらしいので好きです。
アミスタッド [DVD]
アミスタッド・・・船の名前。
アフリカから奴隷として連れ出された黒人たちが船で暴動を起こし白人達をやっつける。
なにも悪いこともしてないのに裁判にかけられる黒人たち。
白人にアフリカから奴隷貿易の商品として誘拐された人たちだ。
アメリカが生きていくために必要とした奴隷。
この裁判の有罪・無罪が南北アメリカの対立に大きく影響する。
人を奴隷としてよいのか?世界の注目の中判決が下される。
シンケたちが船で白人達をやっつける時・シンケ達の体が弱っているはずなのにあまりに、よい体格をしている。
黒人はアメリカの物なのだろろか、
そして
アメリカは白人の物なのだろうか。
アミスタッド [DVD]
この映画を観るとアメリカはとっても理解のあるまさに「自由の国」だと思う。実際どうかは知らないが、アメリカは「黒人」に理解があるらしい。
僕はあまり真剣に観なかったので、この程度の感想しかない。僕と同じように映画として観る分には悪くない映画ではないか。