NO.6 beyond〔ナンバーシックス・ビヨンド〕 (講談社文庫)
表紙の絵からも推測出来ますが、内容は光と闇は裏表一体であるということだなという感想でした。No.6の地に根を降ろして生きる大地をイメージとした紫苑と、何事にも捕らわれずに魂の自由を願う風のイメージのネズミ。二人は魂の一部を共鳴するけれど、お互いの生き方は真逆で別れることとなりました。紫苑はネズミに出会って本当の生きる歓びを知ったけれど、ネズミが去った後は哀しみに苛まれ、そしてNo.6再生メンバーとして生きるために、ネズミが願う優しい生き方を変えていくようになります。ネズミはネズミで心を縛られるのが嫌だと飄々と旅をしていますが、やはり心の片隅でいつも紫苑を心配しています。離れてもお互いを大事に思う二人には嬉しく思う反面、またそれが寂しく感じてしまうのは何故なんでしょうか。二人の真の人生は、お互いが別れた後に始まったとも受けて取れる外伝であり、この二人の行く末に幸あれと願わずにはいられない物語でした。 NO.6 beyond〔ナンバーシックス・ビヨンド〕 (講談社文庫) 関連情報
前々から欲しい欲しいと思っていたのですが、こちらで見ている限り評価が低いように思われて、ためらっていました。ですが、失敗でも良いや!と思い切り購入してみたらビックリ!本当に原作どおりの面白さや優しさ、可愛さに溢れていて、大満足でしたヽ(*^^*)ノ迷っている方、ぜひぜひ聞いてみてください。私は、幸せな気分になりましたよ〜。 The MANZAI 関連情報
パパはニュースキャスター お正月スペシャル ~香港・東京・ホノルル、パパをたずねて三千里!!~ [DVD]
【上の芥川さんのナレーションから面白い!!】 この作品の脚本家、伴一彦さんは面白い話を書かれますね。それもコミカルなものからシリアスなものまで(2000年に日本テレビの「ストレートニュース」なんて、この「パパは・・・」とは正反対の社会派シリアスドラマ)大変内容の濃い、面白い脚本を書いておられます。この人の脚本は余程出演者が大根役者でない限り面白く仕上がります。 それはさておきこの作品に出ている田村正和の三枚目役が素晴らしいのは言うまでも無いのですが、浅野温子は彼女の役者人生の中で最もハマリ役ではないかと思います、彼女が演じる米崎みゆき。彼女最高なんですよねぇ。三人娘に加えて「四人娘」みたいな感じで。 パパはニュースキャスター お正月スペシャル ~香港・東京・ホノルル、パパをたずねて三千里!!~ [DVD] 関連情報