Beyond The Gates (Deluxe Edition)
前作のブラックさが若干薄れたが、逆にリフ等のサウンドがクリアになったことによって、実は彼らの作り出す音楽はただのノイズバンドではないということを証明したアルバム。あいかわらずドラムのもたつきは気になるがギターのリフと曲展開は実に正統派スラッシュばりのかっこよさがある。リズムセクションをしっかりさせ、プロダクションを向上させれば、きっともっとすばらしいアルバムを作れたバンドだけに、この後、EPを一枚だして若くして解散してしまったことが非常に残念でならない…
Seven Churches
最近の音楽シーンに退屈していたんです。最近聴いたのもナイルの新譜とかです。(これは良かった。) 友人に、「スレイヤーよりも邪悪で面白いバンドがあるよ。」と薦められたのがこのバンドでした。再生スイッチを押してエクソシストのテーマから始まったのは破壊衝動を邪悪さに凝縮した、スピーディーなウ゛ァーウ゛ァリアンスラッシュメタル。確かにドラムは頑張っているが素人っぽい。(元ウ゛ェノムのアバドンよりかはましかな?) 特筆すべきはギターリフのかっこよさ!3のイントロなんかは鳥肌ものです。とにかくギターが目立ちまくりだなあ。 ソロも存在感抜群、ギタリストはジョー・サトリアーニの弟子なんだ〜。上手い訳だ。この作品はイカした(死語?)リフの宝庫。 ウ゛ォーカルもデスウ゛ォイスでこれこそが後のデスメタル、ブラックメタルの架け橋になったのかと納得しました。 スレイヤーに飽きた人は是非、(最新作は聴いてませんが。)もっと邪悪さが味わえます。長々とすみませんでした。