絶対可憐チルドレン 40 (少年サンデーコミックス)
正直、高校生編にそれほど期待していなかった私が居ます。
けれどまさかの新キャラ投入で話は急展開!!
新キャラ投入と言えば、話が詰まった時の応急処置と言うイメージがあります。
なのに何というか「話を盛り上げるために投入」という感じがしないのです。
何しろ『絶チル』の「絶対的な一連の物語」、がまずあるわけですよね。
その上で、ストーリーを流していくために、どうしても足りない部分が出てきた。
そこを補うために、何か足さなければならなくなった。
その足りないものを明確化していく中で、練り上がったのが「松風くん」だったのではないかと思います。
彼の中二設定もうまく活かされていますね。
椎名先生・・・グッジョブ!
もちろん高校生になったチルドレンのキュートさにも注目です。
とりあえずもう「チルドレン」ではなくなってしまいましたね(笑)
今後の松風くんの活躍に注目です。
けれどまさかの新キャラ投入で話は急展開!!
新キャラ投入と言えば、話が詰まった時の応急処置と言うイメージがあります。
なのに何というか「話を盛り上げるために投入」という感じがしないのです。
何しろ『絶チル』の「絶対的な一連の物語」、がまずあるわけですよね。
その上で、ストーリーを流していくために、どうしても足りない部分が出てきた。
そこを補うために、何か足さなければならなくなった。
その足りないものを明確化していく中で、練り上がったのが「松風くん」だったのではないかと思います。
彼の中二設定もうまく活かされていますね。
椎名先生・・・グッジョブ!
もちろん高校生になったチルドレンのキュートさにも注目です。
とりあえずもう「チルドレン」ではなくなってしまいましたね(笑)
今後の松風くんの活躍に注目です。
絶対可憐チルドレン 全14巻セット [マーケットプレイス DVDセット]
原作に相当入れ込んでいるので、ちょっと甘めの評価かもしれませんが。
一度読めば、古本屋行きの漫画が多い中で、何度も読ませる楽しさは群を抜いてます。
まず、声優さんの配役が素敵。
桐壺の演じ方が大げさすぎる等々の細かい点で趣味に合わない部分は在っても、
演出とか解釈とかの相違で許せる範囲。特にチルドレン3人の声は絶品。
私自身は、若いころは来生三姉妹だと泪さんONLY、現在は愛ちゃんONLYと好みの低年齢化が進んでますが、
南家三姉妹では春香さん一択で夏奈や千秋には興味なしだったのです。
でも、チルドレン3人に声があてられたら、可愛さに思わずゾクリとした位。原作漫画ではなんとも感じなかったのに。
特に、皆本に兵部の催眠がかかったときの声の変化は楽しかった〜。クソガキの声から艶のある声への変容がとっても素敵でした。
もう、平野綾、白石涼子、戸松遥以外のチルドレンはありえない。漫画読んでるときもチルドレンが3人の声でしゃべってる。
不二子ちゃんの声もフルメタのテッサと同じ人とは到底思えない。傍若無人&わがままな個性がよく出ていたと思います。
ゆかなさんは、これからも様々な役柄を演じ分ける声優さんとして、存在感のある人でありつづけると思います。
次に、4コマ漫画・巻末おまけの内容をストーリーに盛り込んでいる部分は、原作への敬意として評価できるし、
チルドレンの解禁シーンに昔懐かしい遊びが多数含まれるなど、スタッフの楽しさが感じられる部分も面白い。
また、原作の不自然だったり冗長だったりする部分をさりげなく変えている点も評価できます。
例えば、皆本と葵で京都に行く「世界遺産、ほな京都に行こか」では、グリシャム大佐をカットして台詞を皆本に移していたり、
「合体問題、ファンタスティック・トイ」では、ティムのゴッド消防ロボに戦闘機をぶつけるシーンにおいて、
不二子ちゃんの介在をなくして、薫が直接ぶつけるように変更していたりします。
原作の変な怪獣をカットして、バルキリーもどきにしていたのも好感。葵の「愛、おぼえてはるか〜」にはやられました。
他にも、薫ちゃんの引越しの話(「家庭崩壊、ゴクラク大作戦」)では、原作ではヤクザとの喧嘩だった引越し理由を、
「家族」の作文&母親と姉へのストーカー成敗に置き換えたりしています。
細かい部分は決してちゃらんぽらんな作りではない。
最後はOP/ED。
アニソンは、聞いているこっちがこっ恥ずかしい様なのや作品との関連を感じないようなものが多いのですが、
歌詞も曲もしっかりと作られていて好感。特に、可憐Girlsとチルドレンの声優さんで入れ替わっていたのは、
同じ歌詞、アレンジなのに印象が変わっていて楽しかった。
これだけで済めば★五つだったのですが。
ただ、原作でも重要な箇所を改変してる部分が散見されるのはいただけません。
特に、皆本と須磨(過去の指揮官達)の違いをはっきりと表現しないと、各キャラクターの行動と台詞に説得力を欠きます。
須磨の話、原作漫画の「そのエスパー、凶暴につき」(14巻)を削ってしまったせいで、
例えば、兵部がチルドレンの進級を祝う話「一場春夢、明日の思い出」において、
薫ちゃんが兵部へ訴える、「もしその人が皆本みたいだったら」「他のノーマルとは違うんだ」
「あいつが来てから、全部変わったんだよ、あたし達」とかの台詞が浮いてしまいます。平野綾さんの声は萌えるのに。
チルドレンが皆本に懐く理由をきちんと描写しないと、この絶チル自体成り立たないはず。(マイナス★三つ)
原作を陵辱するようなアニメ化(さくら荘のサムゲタンとか)もあるなかで、全体としては良識あるつくりなだけに残念です。
別に原作からの変更全てが悪ではない。ガンダムUCの様に原作とアニメとの間に差異が在っても素晴らしい作品はある。
銀英伝のアニメでは、原作におけるモートンの士官学校出で無いことへのコンプレックスを、
カールセンがマル・アデッタで散る場面に持ってくる等、原作への理解と愛と敬意の存在する変更もある。
でも、作品の根幹を成す部分を変更したり削ったりすることはやってはいけない。それは、原作への冒涜です。
「男子禁制、天使たちの午後」の様な、余計な話を追加するくらいなら、
皆本がチルドレンの担当指揮官になった経緯である原作漫画の「そのエスパー、凶暴につき」をきちんと映像化すべきでした。
いや、井上喜久子(ナディアのエレクトラ、女神様のベルダンディー)と藤村歩(ガンダムUCのオードリー・バーン)の
百合百合しい会話は薫ちゃんじゃなくても楽しいですが、絶チルでやる必要はねぇなと思うんです。
他人の作品の世界とキャラクターを使って、新しいドラマを作るなら、
三雲岳斗氏の小説「B.A.B.E.L.崩壊」の様に、絶チルの世界とキャラクター達でなければ成り立たない作品でなれば意味はない。
(「B.A.B.E.L.崩壊」を読んでない人は今すぐ読むべきです。原作への愛と理解と敬意に溢れた名作です。)
ということで、★五つから、★三つひいて2点のところ、原作への愛で1点追加で★三つです。
(2013/1/15 編集)
一度読めば、古本屋行きの漫画が多い中で、何度も読ませる楽しさは群を抜いてます。
まず、声優さんの配役が素敵。
桐壺の演じ方が大げさすぎる等々の細かい点で趣味に合わない部分は在っても、
演出とか解釈とかの相違で許せる範囲。特にチルドレン3人の声は絶品。
私自身は、若いころは来生三姉妹だと泪さんONLY、現在は愛ちゃんONLYと好みの低年齢化が進んでますが、
南家三姉妹では春香さん一択で夏奈や千秋には興味なしだったのです。
でも、チルドレン3人に声があてられたら、可愛さに思わずゾクリとした位。原作漫画ではなんとも感じなかったのに。
特に、皆本に兵部の催眠がかかったときの声の変化は楽しかった〜。クソガキの声から艶のある声への変容がとっても素敵でした。
もう、平野綾、白石涼子、戸松遥以外のチルドレンはありえない。漫画読んでるときもチルドレンが3人の声でしゃべってる。
不二子ちゃんの声もフルメタのテッサと同じ人とは到底思えない。傍若無人&わがままな個性がよく出ていたと思います。
ゆかなさんは、これからも様々な役柄を演じ分ける声優さんとして、存在感のある人でありつづけると思います。
次に、4コマ漫画・巻末おまけの内容をストーリーに盛り込んでいる部分は、原作への敬意として評価できるし、
チルドレンの解禁シーンに昔懐かしい遊びが多数含まれるなど、スタッフの楽しさが感じられる部分も面白い。
また、原作の不自然だったり冗長だったりする部分をさりげなく変えている点も評価できます。
例えば、皆本と葵で京都に行く「世界遺産、ほな京都に行こか」では、グリシャム大佐をカットして台詞を皆本に移していたり、
「合体問題、ファンタスティック・トイ」では、ティムのゴッド消防ロボに戦闘機をぶつけるシーンにおいて、
不二子ちゃんの介在をなくして、薫が直接ぶつけるように変更していたりします。
原作の変な怪獣をカットして、バルキリーもどきにしていたのも好感。葵の「愛、おぼえてはるか〜」にはやられました。
他にも、薫ちゃんの引越しの話(「家庭崩壊、ゴクラク大作戦」)では、原作ではヤクザとの喧嘩だった引越し理由を、
「家族」の作文&母親と姉へのストーカー成敗に置き換えたりしています。
細かい部分は決してちゃらんぽらんな作りではない。
最後はOP/ED。
アニソンは、聞いているこっちがこっ恥ずかしい様なのや作品との関連を感じないようなものが多いのですが、
歌詞も曲もしっかりと作られていて好感。特に、可憐Girlsとチルドレンの声優さんで入れ替わっていたのは、
同じ歌詞、アレンジなのに印象が変わっていて楽しかった。
これだけで済めば★五つだったのですが。
ただ、原作でも重要な箇所を改変してる部分が散見されるのはいただけません。
特に、皆本と須磨(過去の指揮官達)の違いをはっきりと表現しないと、各キャラクターの行動と台詞に説得力を欠きます。
須磨の話、原作漫画の「そのエスパー、凶暴につき」(14巻)を削ってしまったせいで、
例えば、兵部がチルドレンの進級を祝う話「一場春夢、明日の思い出」において、
薫ちゃんが兵部へ訴える、「もしその人が皆本みたいだったら」「他のノーマルとは違うんだ」
「あいつが来てから、全部変わったんだよ、あたし達」とかの台詞が浮いてしまいます。平野綾さんの声は萌えるのに。
チルドレンが皆本に懐く理由をきちんと描写しないと、この絶チル自体成り立たないはず。(マイナス★三つ)
原作を陵辱するようなアニメ化(さくら荘のサムゲタンとか)もあるなかで、全体としては良識あるつくりなだけに残念です。
別に原作からの変更全てが悪ではない。ガンダムUCの様に原作とアニメとの間に差異が在っても素晴らしい作品はある。
銀英伝のアニメでは、原作におけるモートンの士官学校出で無いことへのコンプレックスを、
カールセンがマル・アデッタで散る場面に持ってくる等、原作への理解と愛と敬意の存在する変更もある。
でも、作品の根幹を成す部分を変更したり削ったりすることはやってはいけない。それは、原作への冒涜です。
「男子禁制、天使たちの午後」の様な、余計な話を追加するくらいなら、
皆本がチルドレンの担当指揮官になった経緯である原作漫画の「そのエスパー、凶暴につき」をきちんと映像化すべきでした。
いや、井上喜久子(ナディアのエレクトラ、女神様のベルダンディー)と藤村歩(ガンダムUCのオードリー・バーン)の
百合百合しい会話は薫ちゃんじゃなくても楽しいですが、絶チルでやる必要はねぇなと思うんです。
他人の作品の世界とキャラクターを使って、新しいドラマを作るなら、
三雲岳斗氏の小説「B.A.B.E.L.崩壊」の様に、絶チルの世界とキャラクター達でなければ成り立たない作品でなれば意味はない。
(「B.A.B.E.L.崩壊」を読んでない人は今すぐ読むべきです。原作への愛と理解と敬意に溢れた名作です。)
ということで、★五つから、★三つひいて2点のところ、原作への愛で1点追加で★三つです。
(2013/1/15 編集)
「絶対可憐チルドレン」ドラマCD EPS.3rd〜一意奮闘!蕾見ばーちゃんの絶対love×love教室〜
絶チル ドラマCD第三弾。
第二弾も聴かせて頂きましたが・・・
今回は腐向けでは無かったですね。
amasonさまの声の出演紹介では、兵部少佐(遊佐浩二さん)が出るとの
ことでしたが、一切出てきませんでした。
というか自分はそれに つられて購入したのですが;;
むしろ賢木センセ(谷山紀章さん)の紹介をした方がよいのでは、と。
中村悠一さんのファンの方なら満足出来ると。
かくいう自分も ゆうきゃんファンですがww
末摘さんも(かなり)出てきましたね。
チルドレン、不二子さん好きなら満足だと思います。
ナオミちゃん&主任のキャラソンは面白かったです。
ナオミちゃん、今回はワイルド部分が多いですね。
キャラソンCDとは違い、昭和っぽくはなかったかと。。
今回のドラマは、ほのぼの系で和みます。
が、薔薇的要素を求めている方は向いていないかも。
やっぱり兵部少佐を求めていた自分にとってはモノ足りなかったですね。
ゆうきゃんは、かなり可愛かったです。
きーやん、というか賢木センセは相変わらずでした。
チルドレンも勿論可愛かったです。
もう中学生になりましたし、いま、小学生偏を買うべきだと・・・!
不二子さんは、アデージョな歌を披露していました。w
第二弾も聴かせて頂きましたが・・・
今回は腐向けでは無かったですね。
amasonさまの声の出演紹介では、兵部少佐(遊佐浩二さん)が出るとの
ことでしたが、一切出てきませんでした。
というか自分はそれに つられて購入したのですが;;
むしろ賢木センセ(谷山紀章さん)の紹介をした方がよいのでは、と。
中村悠一さんのファンの方なら満足出来ると。
かくいう自分も ゆうきゃんファンですがww
末摘さんも(かなり)出てきましたね。
チルドレン、不二子さん好きなら満足だと思います。
ナオミちゃん&主任のキャラソンは面白かったです。
ナオミちゃん、今回はワイルド部分が多いですね。
キャラソンCDとは違い、昭和っぽくはなかったかと。。
今回のドラマは、ほのぼの系で和みます。
が、薔薇的要素を求めている方は向いていないかも。
やっぱり兵部少佐を求めていた自分にとってはモノ足りなかったですね。
ゆうきゃんは、かなり可愛かったです。
きーやん、というか賢木センセは相変わらずでした。
チルドレンも勿論可愛かったです。
もう中学生になりましたし、いま、小学生偏を買うべきだと・・・!
不二子さんは、アデージョな歌を披露していました。w
絶対可憐チルドレン 11 [DVD]
(総合4.75/10点)
37th sence.「強敵来襲!ブラック・ファントム」★★★☆☆6/10点
27th同様のGONZOスペシャル。作画のレベルを落とすかわりに、動き、決め、
アングルの変化など、動かしてなんぼの玄人好みの技が映える仕上がりです。
しかし、人的被害の有様が見えず、彼の脅威がいまいち伝わってこないのが残念。
38th sence.「胡蝶之夢!ドリームメイカー」★★★☆☆5/10点
内部崩壊、皆本自身を狙った戦術、久しぶりの蕾の登場など細かい所で
楽しませてくれますが、次回への布石が強いためか、やや物足りなさは
否めませんでした。皆本の夢の内部をもう少し事細かく描いても良かったのでは
39th sence「無幻泡影!サイコダイバーズ」★★☆☆☆4/10点
催眠からの救出が若干うやむやになってしまった点や
善悪の狭間で揺れる終末世界への危険性問題の描写が甘いなど
少々従来と同じような展開が惜しい。もっとシビアな問題提議が欲しい所
40th sence「蕾見山荘!突入せよ!」★★☆☆☆4/10点
湯煙、雪山の山荘、多彩な女性陣と盛り上げる舞台は充分でしたが、
いつものような過剰すぎる演出やノリの良さが控えめでやや期待外れ。
軍艦、男のロマンのドリル、皆本の女など急所を突く要素はナイス
37th sence.「強敵来襲!ブラック・ファントム」★★★☆☆6/10点
27th同様のGONZOスペシャル。作画のレベルを落とすかわりに、動き、決め、
アングルの変化など、動かしてなんぼの玄人好みの技が映える仕上がりです。
しかし、人的被害の有様が見えず、彼の脅威がいまいち伝わってこないのが残念。
38th sence.「胡蝶之夢!ドリームメイカー」★★★☆☆5/10点
内部崩壊、皆本自身を狙った戦術、久しぶりの蕾の登場など細かい所で
楽しませてくれますが、次回への布石が強いためか、やや物足りなさは
否めませんでした。皆本の夢の内部をもう少し事細かく描いても良かったのでは
39th sence「無幻泡影!サイコダイバーズ」★★☆☆☆4/10点
催眠からの救出が若干うやむやになってしまった点や
善悪の狭間で揺れる終末世界への危険性問題の描写が甘いなど
少々従来と同じような展開が惜しい。もっとシビアな問題提議が欲しい所
40th sence「蕾見山荘!突入せよ!」★★☆☆☆4/10点
湯煙、雪山の山荘、多彩な女性陣と盛り上げる舞台は充分でしたが、
いつものような過剰すぎる演出やノリの良さが控えめでやや期待外れ。
軍艦、男のロマンのドリル、皆本の女など急所を突く要素はナイス