ドラクエの公式ガイドブックとしては、初めて裏ダンジョンまで掲載されており、過去作品の公式ガイドと比べても、本の質は段々と向上してて満足いく物です。

私の実家にあった懐かしのドラクエにはまった小3の息子。攻略には欠かせない一冊。トイレ行くときに持って行って熟読してます。次回の帰省時にはラスボスを倒せるでしょう。

載っているデータ自体は正確なので、間違いなく役には立った。

しかし、この本のライターは「変種」と「まれに」という単語が好きなのか、それとも単にボキャブラリーが貧困なのか、モンスターの紹介文は前作までの本に比べて読んでいて面白くない。
色違いの敵の8割くらいは「○○の変種である」と紹介されている。もう「またかよ!」と叫びたくなるほど。
というかダークドリアードの「森の切り株おばけ」って何やねん。

クリアしての感想ですが、ネットとか活用しなければならないゲームばかりになってくると、非常に辛い私にはこういうオーソドックスなゲームはとても良かったです。

FC版との比較を書きます。

簡潔に言うと、FC版より速く快適にクリアできるようになっています。
音楽は、DS本体の影響で音割れしますが、オーケストラバージョンなので悪くありません。
難易度が下がったと言う意見がありますが、それほど変化していません。

道具に「ふくろシステム」が追加されたことと、
ホイミなどの消費MPが下がったことは、
むしろ宿屋や預かり所へ行く回数を減らして、
スムーズに遊べるようバランスを見直した、良い修正だと思います。

FC版の頃よりレベルが1〜2割低くても
攻略出来るようになっているなとは感じましたが、
戦法を工夫する必要性が減っているわけではなく、
補助魔法などは駆使する必要があります。

DS版でいただけないのは、パッケージデザイン。
各章に1人ずつメインキャラクターを添えているように見せかけて、
「肝心な」トルネコがいません。

Bボタンで仲間の台詞が聞けますが、批判的、短絡的な台詞が多いのが気になりました。
文章の練り込みが足りていません。