読後感がとてもいい
自分がじぶんらしくあればいいって感じがほんのり伝わってきました

この本は幻冬舎文庫から出ていた『ぼくらはみんな生きている―18歳ですべての記憶を失くした青年の手記』の
タイトルだけを変え『記憶喪失になったぼくが見た世界 (朝日文庫)』と改題して出版されたものである。
こんな本の売り方もあるんだと感心する。
間違って買わないようにだろう。表紙は寄り引きの違いだけで同じものを使っている。

ぼくには記憶喪失の友人がいない。ドラマで見ることはあるが、絵空事の記憶喪失だということだ。

医学的には健忘というのだろうが、不思議な世界を得たひとがどう語るかは貴重な記録なのである。

濃密な無調
サウンドトラック？
作曲か即興かという分裂

映画より映画らしい音楽

平均律やモノタイムの殻を破り
無調音楽やポリリズムの可能性を拡げた
妄想や憂鬱を芳醇に含んだ作品

システムの構築だけに終始しない
予想通りなのに全くの予想外

「野生の思考」の無調ラウンジ風という感じは希薄
「南米の〜」の方が近いかも

ソニアブラガがかなりツボ

FDとても期待していたのですが、期待通りとてもよかったです。
ただ、記憶を取り戻した後の話のため、キャラによって、ストーリーのテーマに
ばらつきがあり…
キャラによってはそんなくだらないことでもめてるの？？とちょっと面倒になる
話もありました＞＜

ただ、FDをやってこそ、さらにこの作品の良さが分かる仕上がりになってます。
前作の内容を補うための要素ではなく、それ以上に楽しませてくれる内容に
なっていて、非常に良かったです。

泣きました。。。

でも、一番残念だったのが、同じ場面なのに背景にあるはずのないTVがあったり
一瞬たったら本棚になっていたり…ということが主人公の部屋で度々発生して
いたので…
なんでこのまま発売したんでしょう？というのが残念。。。

気づくと萎えます。。。
なので評価-1にします。

本編よりは内容は薄いと聞いていて実際そうだったのですが
それでも個人的には甘さ的にもとても満足しました。

薄いといってもちゃんと内容のあるストーリーです。

ファンディスクなので短いですがワカさんやミネやサワ、リカなどの
サブキャラのルートもありました。

一番よかったのはオリオンルートです。
とても感動する内容でより一層オリオンを好きになれました。

オリオン好きにはぜひプレイしてほしいです。