連城三紀彦 レジェンド 傑作ミステリー集 (講談社文庫)
『連城三紀彦 レジェンド 傑作ミステリー集』は2014年に刊行されたアンソロジーだ。綾辻行人、伊坂幸太郎、小野不由美、米澤穂信という人気作家4名が編纂している。
「依子の日記」(『変調二人羽織』より)
「眼の中の現場」(『紫の傷』より)
「桔梗の宿」(『戻り川心中』より)
「親愛なるエス君へ」(『瓦斯灯』より)
「花衣の客」(『瓦斯灯』より)
「母の手紙」(『日曜日と九つの短篇』より)
巻末に収録されている綾辻行人と伊坂幸太郎の対談によると、4名の作家がそれぞれ1位に推薦した4短編と、綾辻行人と伊坂幸太郎が相談して選出した2短編を収録したそうだ。
綾辻行人が選んだのが「親愛なるエス君へ」、伊坂幸太郎が選んだのが「眼の中の現場」、小野不由美が選んだのが「桔梗の宿」、米澤穂信が選んだのが「花衣の客」である。それぞれの作家の作風と合致するか、ぜひ読んで確かめてもらいたい。
巻末対談によると「これまで連城三紀彦のミステリーを読んだことがない人に向けて」が本作のコンセプトだそうである。編者の名前に惹かれて手にとった人も、必ずや連城三紀彦の世界に魅了され、本作に収録さていない連城三紀彦の作品を読みたくなるのではないか。
かくいう私も、巻末対談で登場する「喜劇女優」「ゴースト・トレイン」「白蓮の寺」といった作品を読みたくなった。
「依子の日記」(『変調二人羽織』より)
「眼の中の現場」(『紫の傷』より)
「桔梗の宿」(『戻り川心中』より)
「親愛なるエス君へ」(『瓦斯灯』より)
「花衣の客」(『瓦斯灯』より)
「母の手紙」(『日曜日と九つの短篇』より)
巻末に収録されている綾辻行人と伊坂幸太郎の対談によると、4名の作家がそれぞれ1位に推薦した4短編と、綾辻行人と伊坂幸太郎が相談して選出した2短編を収録したそうだ。
綾辻行人が選んだのが「親愛なるエス君へ」、伊坂幸太郎が選んだのが「眼の中の現場」、小野不由美が選んだのが「桔梗の宿」、米澤穂信が選んだのが「花衣の客」である。それぞれの作家の作風と合致するか、ぜひ読んで確かめてもらいたい。
巻末対談によると「これまで連城三紀彦のミステリーを読んだことがない人に向けて」が本作のコンセプトだそうである。編者の名前に惹かれて手にとった人も、必ずや連城三紀彦の世界に魅了され、本作に収録さていない連城三紀彦の作品を読みたくなるのではないか。
かくいう私も、巻末対談で登場する「喜劇女優」「ゴースト・トレイン」「白蓮の寺」といった作品を読みたくなった。
夜よ鼠たちのために (宝島社文庫)
『戻り川心中』『恋文』を読んで連城さんにハマりました。絶版ミステリー小説の傑作という事で新古書店を探しましたが見つからず、諦めていた矢先の復刻版。宝島社もやるときはやりますね(^_^)
読了しました。感想は恐ろしく密度の高いミステリー短編集。ドロドロした人間関係(小説の醍醐味!)とアクロバティックな結末。お腹いっぱいです。
個人的には恋愛小説の体裁でありながらも、どんでん返しとガツンと心にくる『恋文』の方に衝撃を受けましたが、傑作の名にふさわしい作品だと思います。買って良かった(^^)
最後に、ホントどうでも良い話ですが作中「きょうこ」という名の女性が何度も登場します。全員別人で、共通点は生き方です。連城さん、何か思い入れでもあったんでしょうかね…
ちなみに私の片思いの人も「きょうこ」で非常に似ています。でも決して結ばれる事はないので、切ない気持ちで読み切りました。ホント、どうでも良い話 失礼しました(__)
読了しました。感想は恐ろしく密度の高いミステリー短編集。ドロドロした人間関係(小説の醍醐味!)とアクロバティックな結末。お腹いっぱいです。
個人的には恋愛小説の体裁でありながらも、どんでん返しとガツンと心にくる『恋文』の方に衝撃を受けましたが、傑作の名にふさわしい作品だと思います。買って良かった(^^)
最後に、ホントどうでも良い話ですが作中「きょうこ」という名の女性が何度も登場します。全員別人で、共通点は生き方です。連城さん、何か思い入れでもあったんでしょうかね…
ちなみに私の片思いの人も「きょうこ」で非常に似ています。でも決して結ばれる事はないので、切ない気持ちで読み切りました。ホント、どうでも良い話 失礼しました(__)
造花の蜜 DVD-BOX(3枚組)
見事にヤラれた!
檀れいの美しさ、そして物語の展開と予想外の結末に…
WOWOWの連ドラは実にレベルが高い!
このドラマは全4話で1話50分ほどの見やすさと、実力派揃いのキャストが魅力的である。
傑作ミステリーに相応しい、見応えのあるドラマだった。
檀れいの美しさ、そして物語の展開と予想外の結末に…
WOWOWの連ドラは実にレベルが高い!
このドラマは全4話で1話50分ほどの見やすさと、実力派揃いのキャストが魅力的である。
傑作ミステリーに相応しい、見応えのあるドラマだった。
戻り川心中 (光文社文庫)
非常に完成度の高い見事な短編集なのは言うまでもないが、その魅力はトリックやどんでん返しにあるのではなく、その事件をおこした者の動機にある。
この明かされる動機こそが読んだものを唸らせる。その語り口も流麗で終始湿ってはいるが魅了させられた。
この明かされる動機こそが読んだものを唸らせる。その語り口も流麗で終始湿ってはいるが魅了させられた。