ベスト・オブ・マイク・タイソン KOスペシャル [DVD]
マイクタイソンが最も輝いていた時代が収録されている。
アイアンマイクが登場すると純粋に胸が高鳴ったものだ。傑出したKOキング。唯一無二の世界ヘビー級チャンプ。
当時よくモハメドアリと比較されていたが、カス・ダマトの教えを忠実に指導できる唯一の存在であるケビンルーニーを解雇するまでのマイクはアリなど問題にならないほどの総合力を持っていた。アリが人間であるのに対し、マイクは人間を超越した動物的な運動能力を所有していたと思う。今でもパウンドフォーパウンド最強は誰かと訊かれたら、迷わずカスダマト門下の頃(ルーニー時代も含む)のマイクタイソンを推すだろう。
しかし、世界チャンプにありがちな甘い汁の罠と自分への過信からリング人生は急落する。
ルーニーと離れたマイクは迷走を始める。キングのお抱えトレーナーであるアーロン・スノーウェルなどという凡人トレーナーにより、極めて常識的な力しか持たないボクサーへ急落してしまう。試合も輝きを潜めパワーでごり押しする凡戦が続く。
この流れはバスターダグラスという卓越したボクシングセンスを有するスピードスターにとって幸運であった。また家族の不幸という現実上の不幸もややハートの弱いダグラスにとっては精神の支えとして機能することになる。こうして世紀のビッグアップセットの舞台は整う。
自分にとってはこの試合は、「それでもタイソンは強い」と信じる気持ちと、ダグラスがそれまでに世界レベル相手で魅せた華麗なボクシングによって鉄人伝説が覆るのではないかという歴史を目の当たりにする可能性に対する興奮との戦いであった。試合前からそれまでのマイクの全てを総括すべく心の準備に入っていた。
予想は当たり、期待ははずれ、マイクは転落する。そしてその後のバスターも…。
この時代、マイク・タイソンはある意味ボクシング新時代そのものだった。複数のスターが活躍することで中量級スターウォーズといわれるまでに活性化していた中量級に対し、マイクは一人でヘビー級を牽引した。がその功績は中量級の複数のスターたちにも匹敵していただろうし、ボクシング界の外から見ると、マイクだけしか見えなかったのではないだろうか。マービンハグラーを知らない人でも、マイクを知らない人はいなかっただろう。
モハメド・アリの転落とともに終了したボクシング界の活力が一人の超人によって再び戻り、ボクシング界を活性化させるべきプロモータの私利私欲を含めた思惑によって再び終焉を迎えるまでを収めたすばらしい記録映像である。もう一度興奮させてもらおう。
(本当に興奮して文章が支離滅裂になってしまって申し訳ない…。)
アイアンマイクが登場すると純粋に胸が高鳴ったものだ。傑出したKOキング。唯一無二の世界ヘビー級チャンプ。
当時よくモハメドアリと比較されていたが、カス・ダマトの教えを忠実に指導できる唯一の存在であるケビンルーニーを解雇するまでのマイクはアリなど問題にならないほどの総合力を持っていた。アリが人間であるのに対し、マイクは人間を超越した動物的な運動能力を所有していたと思う。今でもパウンドフォーパウンド最強は誰かと訊かれたら、迷わずカスダマト門下の頃(ルーニー時代も含む)のマイクタイソンを推すだろう。
しかし、世界チャンプにありがちな甘い汁の罠と自分への過信からリング人生は急落する。
ルーニーと離れたマイクは迷走を始める。キングのお抱えトレーナーであるアーロン・スノーウェルなどという凡人トレーナーにより、極めて常識的な力しか持たないボクサーへ急落してしまう。試合も輝きを潜めパワーでごり押しする凡戦が続く。
この流れはバスターダグラスという卓越したボクシングセンスを有するスピードスターにとって幸運であった。また家族の不幸という現実上の不幸もややハートの弱いダグラスにとっては精神の支えとして機能することになる。こうして世紀のビッグアップセットの舞台は整う。
自分にとってはこの試合は、「それでもタイソンは強い」と信じる気持ちと、ダグラスがそれまでに世界レベル相手で魅せた華麗なボクシングによって鉄人伝説が覆るのではないかという歴史を目の当たりにする可能性に対する興奮との戦いであった。試合前からそれまでのマイクの全てを総括すべく心の準備に入っていた。
予想は当たり、期待ははずれ、マイクは転落する。そしてその後のバスターも…。
この時代、マイク・タイソンはある意味ボクシング新時代そのものだった。複数のスターが活躍することで中量級スターウォーズといわれるまでに活性化していた中量級に対し、マイクは一人でヘビー級を牽引した。がその功績は中量級の複数のスターたちにも匹敵していただろうし、ボクシング界の外から見ると、マイクだけしか見えなかったのではないだろうか。マービンハグラーを知らない人でも、マイクを知らない人はいなかっただろう。
モハメド・アリの転落とともに終了したボクシング界の活力が一人の超人によって再び戻り、ボクシング界を活性化させるべきプロモータの私利私欲を含めた思惑によって再び終焉を迎えるまでを収めたすばらしい記録映像である。もう一度興奮させてもらおう。
(本当に興奮して文章が支離滅裂になってしまって申し訳ない…。)
ソングス・オブ・ボブ・ディラン
本作が発売されることは前からわかっていたが、一体誰が何を演奏しているのかが発売直前まで明らかにならず、今になって曲目は明らかになったものの、それでも演奏者のデータは示されておらず、ちょっと情報開示が不十分なのではないでしょうか。それはさておき、本作はBMGがヨーロッパで発売されているMay your song always be sung(第3集まであってその第3集に至ってはCD2枚組みということを本作の解説から初めて知りました)というDylanカバー・シリーズからよりすぐった編集版である。演奏者・時期は多岐にわたっており、一番録音の古いハリー・ベラフォンテの演奏だけはDylanのカバーではなく、Dylanがハーモニカ奏者として参加した(本作添付の資料によれば)61年6月の彼の初公式レコーディングである。カバーの中で興味をひいたのは、パティ・スミスによるWicked Messenger、プレスリーによる「明日は遠く」、Barbara Goszaという女性歌手によるドラムをきかせたJust like a woman、ニーナ・シモンのVocalが何とも癒してくれるJust like Tom Thumb's Bluesである。逆に、Falling from the skyは何故かAll along the watchtowerのアレンジが下敷きになっており、この曲にはマッチしていない。そういった石も入っていますが、総じて玉の演奏の方が多く、一聴の価値はあります。
ヤング・ゼネレーション [VHS]
中学生のとき再放送で何度もテレビで見ました。今はもうストーリーを覚えていませんが、きれいな湖で主人公たちが泳いでいたシーンがとても印象的でした。
このような70年代後半から80年代前半の青春映画にはたくさん傑作がありました。
この時代の映画のDVD化を望みます。
DVD化希望作
マイボディーガード(マットディロンが出ていたもの)
プライベートスクール(青春スター・フィービー・ケーツ主演)は販売されましたね!
このような70年代後半から80年代前半の青春映画にはたくさん傑作がありました。
この時代の映画のDVD化を望みます。
DVD化希望作
マイボディーガード(マットディロンが出ていたもの)
プライベートスクール(青春スター・フィービー・ケーツ主演)は販売されましたね!
レジェンダリー・ギタリスト 特集●スティーヴ・ルカサー (シンコー・ミュージックMOOK)
ルカサーのインタビューを多く取り上げた中々内容のある仕上がりになっている。機材の解説も興味深い。取り上げる曲としては「バック・オン・ザ・ロード」やウイルソン・ブラザーズあたりが多ければ、より良かったと思う。セッション参加の作品の紹介は非常にありがたい。ソロ作からのスコアが欲しいところだが、良く出来た内容で手に入るうちに購入をお勧めしたい。