日蔭のふたり [DVD]
トマス・ハーディの『日蔭者ジュード』の映画化です。
貧乏は悲惨、理想を貫くことは難しい…
という話ですが、映画では、透明感ある音楽と、きれいな映像で
切ない作品に仕上がっています。
短いシーンですが、子供が遊んでいる場面がかわいらしいです。
日蔭のふたり [DVD]
原作を読んだことはないが、「愚か者ジュドー」がつまらない邦題になったものだ。若気の至りで性悪女に引っかかってしまったジュドーが聡明な従妹に惹かれるが、婚姻は取り消すことが出来ない。学者になる夢と教師の職を投げ打って暮らし始めた二人だが、内縁という関係は世間に拒絶される。さらに突然現れた妻に子供を押し付けられ、決定的な不幸が…。
タイタニックでは嫌いだったが、この映画を観てケイト・ウィンスレットを見直した。体当たりの出産シーンはあっぱれな女優というしかない。出産を神格化している人には刺激が強いかもしれない。