漢方癒音シリーズ「茶楽 香飄水雲間」(こうびょうすいうんかん)
このシリーズを買い占めていますが、その中でもこの一枚が一番好きです。中国をイメージさせる音楽ですが自然音が折り混ざっていたり、POP-MUSICっぽい仕上がりにちかいかもしれません。
もずく、ウォーキング! (1) (ヤングチャンピオンコミックス)
とても面白い。ほのぼのとしていて軽くシュールだ。
ただ、もっと酢めし疑獄っぽいのをやってくれないだろうか。あの突拍子も無さが懐かしい。
ツモっこ動物の単行本化を待つしかないのか・・・
もずく定食 mozu-tei
タイトルの「もずく定食」からはとても想像出来ない甘くて爽やかで、カワイイ曲達ばかりです。
シンプルで優しいギターのメロディーに、ちょっぴりハスキーでハイトーンのコーラスがとても心地良いです。
聴いているとふわふわと風にのっているようなハッピーな気分になれます。
お気に入りのミニアルバムです!
先哲が説く指導者の条件 『水雲問答』『熊沢蕃山語録』に学ぶ (PHP文庫)
本書を読んで今の政治、世の中を省みるとあまりの落差に嘆きたくなる。
挙げればきりがないが一部抜粋する。
『さて、白雲山人と墨水漁翁の両者の問答を読んで深く感ずることは、古人がいかに心術・識見を磨いたかということであります。「識」には三つある。一つは「知識」で、これは一番つまらん。人間には単なる知識ではなく、「見識」、価値判断が大事である。ところが見識があっても、どうかすると、その人が臆病である、あるいは狡猾である、軽薄であるというと、その見識も何の役にも立たん。いかなる抵抗があっても、いかなる困難に臨んでも、確信するところ、徹見するところを敢然として断行し得るような実行力・度胸を伴った知識・見識を「胆識」という。人間は、胆識があって初めて本当の知識人である』
『自らの徳と日頃の行いが、いつとはなしに人々を感化していくという生き方であれば、自ずからにして人々は心服するものであります。』
『公私の別さえわきまえることができないようでは、とても天下国家に関する議論など行われるものではありません。』
『権力をもって大臣の重責を断行するには必ず怨というものが免れない。誰かから怨まれる。それをびくびくしておったんでは何もできん。』
『いまの党の首脳部やそれに言わされて、総理までが「金のかからん選挙」ということを看板にする。これは私は非常に浅薄だと思う。日本の議会政治の名誉のためにも、あんなことは言うべきでない。もっと立派な国民の代表者を出すための選挙と言わなければならん。賢人を、真のエリートを、国民の満足するような人が得られるような選挙体制を作る、と言わなければいけない。』
『とにかく道徳がないと、人間は間違いなく滅びるのであります。』
『日本くらい平和、平和と言うて大事な問題を抹殺する風俗はほかにない。平和は誰でも口にするが、それをどう達成するか。こういう実際問題になると、これくらい難しい問題はない。こういう穢国濁世、あるいは穢国悪世というような時代に、平和は空念仏になりやすい。』
今の世に氾濫する、この物質主義、金儲け主義から一度離れ、こういった、人ととして如何に生きるべきか、という書物を読むのもときには必要かと思う。是非一読をお勧めする。