戦後史をよみなおす――駿台予備学校「戦後日本史」講義録
知らないということは暴力的なことだ。
私は、戦後日本の歴史を、高校までの授業で学んだ記憶がない。しかし、習わなかったことを口実にして開き直ることは許されない。
本書は、駿台予備学校でカリスマ的人気を誇る講師、福井紳一師の「戦後史」の授業を活字化したもので、それこそ「高校で学ぶべきもの」をわかりやすく説明したものなのだが、高校までに学校で習わなかったことだが、生きていく上で知っておくべきことが満載だった。筆者の言葉を借りれば、、戦後史を知らないということは、「目隠しで高速道路を歩くのと同じ」ことだ。
日清戦争の勝利や日露戦争での東郷の活躍については習ったが、そういった歴史を広い視点で見ることはできていなかった。「日清戦争のあたりから、日本は戦争ばかりして、アジアで殺戮を続けてきた国」という一言には心を打たれた。東アジア諸国の反日的な感情・行動を怒ることは簡単なこと。しかし、そのような感情・行動がどうして起こるのかという根っこを知るには、歴史を学ばなければならないし、本書のような歴史を考えるという姿勢が大切だと感じた。
戦後文化の記述も魅力的だった。高度成長期の文化については、昔を懐かしむような映像や文章の中で「紹介」はされても、歴史の中に位置づけるということをやっていなかった。山田洋次も手塚治虫も蜷川幸雄も、みんな出てくる。
本書を読めば、今を起きていることを、ヨリ深く見ることができる。
ロングロード・オデッセイ
最初に気になったのは某CDショップのディスプレイにあったのを見かけたとき。
可愛らしい羊と風船のイラストに釘付けになりました。
気になって 気になってAmazonで調べてみたり視聴してみたりして良さそうだったのでAmazonで購入したのが2年前。
今でもたまに聴きます。
vo.がすごくいい声をしていて、聴いていて清々しくて甘酸っぱくて切なくて。
そして「どこか懐かしい。」
この四拍子が揃ったいい3piece bandだと思います。
とくにサイハテホームからの黄昏オレンジの流れは素晴らしい。
続けて聞くことにこそ意味がある。というくらい絶妙なタイミングで黄昏オレンジが眼前に入ってきます。
また私がサクラメリーメンを気になったきっかけを作ってくれた「君に届け」の作者、椎名軽穂さんのおすすめ
「マーガレット」
はとてもいい曲です。
君届が好きな人ならきっと気持ちが伝わる、というくらい君届にぴったりの曲です。
青春のいろいろな気持ちのすれ違いや交歓をとても爽やかに描くサクラメリーメンがすきです。
個人的にはモノローグもすきです★
もっともっと評価されるべき人たちだとあたしは思いますね。
バンドサウンドも捨てたもんじゃない って思わせてくれますよ。
セカイイチ
セカイイチのアルバムの中で一番音が綺麗にまとまった印象を受けました。心に沁みるメロディーラインや歌詞、「歌うたい」岩崎慧の声が心地よいです。
『今日あの橋の向こうまで』や『淡い赤と〜』以来のヘビーローテーションアルバムになりました。毎日聴いています♪
キャンバス(初回限定盤)
待ちにまった、岡野宏典のファーストアルバム。
デビュー曲がFM802のヘビーローテーションになって、それから頭から離れずに今にある。
フォトグラフとか名曲ばかりが並ぶし・・・
期待大です!!