グラフィックはとても綺麗で選手の顔もとても似ています。
コンピューターのAIも向上してますし操作面も問題ないですが韓国のKリーグはあるのにJリーグが無かったり、オランダ代表が無かったり、ブラジル代表にロナウドがいなかったり不満な点もあります。
どうしてもJリーグをゲームに追加したりブラジル代表にロナウドを登録したい時は外国のサイトからCreation Centre(新たにチームや選手、リーグをゲームに追加する事が出来るツール)やキットデータをダウンロードしてみてください。
白の軍団 ベッカムとレアル・マドリードの真実
ライターはアルゼンチンとイングランドのハーフで、イングランド在住のレアル・ファンという、この本を書くために生まれてきたような人物。ベッカムの入団会見のインタビュー役も仰せつかったサッカーライターというより、普通のジャーナリスト。なかなか読ませてくれた。いまやマドリーというとチームそのものがネタのような感じにもなっているし、500頁超と大部な本だけど、サッカーファンなら読んでも損はない。
ベッカムが在籍することによって、マドリーはアディダス社と8年で総額4億8000万ユーロの契約を結び、04/05シーズンの収益予測は単年度で3億ユーロに達したという。つまり、マドリーはベッカム獲得によって、それ以降タイトルには見放されているが、マドリーという「ブランドを強化し、そこから金を生み出す方が、優勝するサッカーチームを作るよりもずっと簡単だと結論付けてもいい」(p.489)ということなのか。確かにマーケティングとしては「超一流選手ほどお安い」というのは真実だろうし、確実に勝てるほどサッカーは甘くないのはわかるけど、このままの路線でいくのだろうか、マドリーは。それで最終的な勝利を得られるのだろうか。
1シーズンで解雇されたケイロス監督はペレス会長は世界中の監督が知っていることを知らない、と語っている。それは攻撃側と守備側にわかれて6対6のミニゲームをやると、必ず守備側が勝つということ。「試合を始めると、攻撃側は背後に大きなスペースを作っていまう。それは、自分たちが作る得点チャンス以上に、相手に得点チャンスを与える。それが真実だ。現実だ。サッカーの真理なんだ」(p.456)。
レアル・マドリード~オフィシャル・サポーターズ・アルバム~
サッカーファンなら歌詞も当然気になるけど、このCDには歌詞カードと解説がついているのでその辺も安心です(もっとも歌詞はほとんどスペイン語なんだけど)。私のお気に入りは3曲目のメドレーの中のロベルト・カルロス応援歌かな。
エル・クラシコ レアル・マドリッドビクトリー [DVD]
白い巨人ことレアル・マドリーの豪快なプレーを堪能できる商品。
しかしバルセロナ版と比較するとやや物足りない感は否めない。しかしラウールの技能的なゴールやロベカルの弾丸ロングシュートなど見所は多い。個人的にはバルセロナ版と合わせて一枚にまとめた方がよかったのかもしれない。個人的に2時間6試合が望ましい。
GOLDEN KING
前作あたりで知って渋谷系の残り火がこんなところで今なお健在であることを再認識、
そんな悠長なこと言ってたらこのシングルで、
更に大胆にポップに舵切って来て目を見張るたぬき。
見受けられる要素はかなり多く、
ネオアコもヒップホップもアイドルポップももうなんだって鍋に入れてしまえ、
どうでもいいや、面白きゃって振り切れ方は、
明らかに情報過多な配信環境以降のあり方の王道。
節操の無い悪趣味音楽からの手招きを、寸でのところでポップに振り切る判断力。
こういう価値観を抱えたまんまここまでポップ化することを恐れない連中はとても希有。
マニアックな部分をチラつかせつつ、グレーゾーンのリスナーへの目配せも忘れない。
そのへんのバランス感覚に秀でている印象、故にこの方向性は大正解だと思うので、
この勢いでどんどんマスを巻き込む存在になってくれ、
と願うことしきり。
その先に何があるのかは、そんとき考えれば良い、
って刹那な感じも潔くて素敵。
どうしても小沢を思わせる声に何らかの因果を感じつつ、
今後の期待を合算して5つ。