山田のこと (少年サンデーコミックススペシャル)
巻頭の表題作は、増刊号にでていました。
インタビューで、「TO−Y」の最後のあたりに「死生観が」とあります。
スタイリッシュでありながら、静けさをたたえていた作品でしたから、その理由の一部がいま明かされたことになります。
早朝の街のしずけさでした。
DOG LAW (ビッグコミックススペシャル)
とにかく上條淳士さんは寡作な人なので黙って買いました。ストーリーは、結局「近未来版ドーベルマン刑事」って感じです。アウトローな部署に配属され、衆目の前で主人公が自分のルールで銃で殺人するところなんか、まんまドーベルマン刑事ですね。それでこの題名なのかな?ただし主人公の表面上の性格は真逆ですが。上條淳士さんのマンガは絵とその醸し出す雰囲気が好きなので買いました。しかし上條淳士さんのファンでドーベルマン刑事知ってる人ってどれだけいるのでしょう?なにせ30年以上前のマンガだし、ジャンプの熱血?マンガだし....
ワーキングウォークマン
「80sと00sの融合」
大抵、この時代軸に関する「融合の成功」とは
昔の楽曲を今のセンスでかみ砕くことで新しいフィーリングを生むという意味合いで用いられる。
昔の楽曲のダサイ部分は切り捨て魅力だけを取り入れる、いわば「懐かしい新しさ」。
goatbedのアルバムはその常識を根本から打ち崩し、
昔の楽曲を今のフィーリングで楽しむのではなく、
昔のフィーリングと今のフィーリング、大胆に言えばそのフィーリング自体を融合させている。
この手法は古くさいので切り捨てるという従来のリメイクの概念は皆無。
昔の楽曲を、(今も通じる魅力も今はクサく感じる要素も)全てひっくるめて
魅力と解しているということ。
まさに「新しい懐かしさ、新しい古くささ」を表現していると思う。
ちょんまげぷりん (小学館文庫)
まず、「ちょんまげぷりん」このタイトル考えた人天才です。(「ふしぎの国の安兵衛」っていまいちでしょう。)
ありきたりの話かなとも思ったのですが、なんのなんの結構楽しめます。
ただ後半の展開がはやすぎてもったいないと思いました、もっと安兵衛さんの活躍をじっくりと書いて欲しかった。
文字も大きくてあっという間に読み終わります。
そしたら早速ちょんまげぷりん2を読みましょう。
8(エイト) 4 (ビッグコミックススペシャル)
打ち切りだったけどこの巻で完結まで加筆されています。
ラストシーンは正直どうなの?って思いました。
登場人物の魅力は抜群ですね。
絵も綺麗なので非常に読みやすいです。
謎や複線については読んでみて確かめてください。
個人的にはもう少し「赤×黒」と繋げて欲しかったかなと思いました。