未来少年コナン メモリアルボックス [DVD]
いや、いや、本当にもどりました。こんにちわ。私は29歳の韓国人です。未来少年コナンを始めてみたのが小学校の4年生ごろでした。韓国の放送局KBSで、韓国語でダビングしたものでした。日本の漫画だとは思いもできなかったころでした。その時はとても面白くてたまらなくて、毎日毎日コナンのおもいばっかりでした。主題曲は韓国で大人気で、運動会の応援歌として、私が大学を卒業するときまで(ここ数年まえまでも)歌われています。日本のオリジナル曲とはちがいますが、その感じはよほど同じですね。
画実とか、音質は、まあまあですね、そのころのテレビ版の限界というか。だからDVDとしての評価は星三つです。でも作品としては最高です。韓国にもこのDVDを持っている人がたまたまあるほどですから、その威力がわかりますね。
梨の花 (岩波文庫)
この本を読んで実感することは、実に言語が豊饒だということだ。
ちょっとした日常の表現が、越前の方言の魅力とあいまって細密に、甘美とも言える世界を形作っている。
特にはっきりした筋もない作品世界が、むしろ生き生きとしていて読んでて心地よい。
また、伊藤博文暗殺とか皇太子行幸とか、広告といったかつての日本の姿を浮かび上がらせるあれこれがあるのも読みどころだ。
子供の「いじめ」もあったことが分かる。いじめられていた女の子を中学生になって思い出すところも味わい深い。
作品は話者が中学に入って、じょじょに大人になりそうなところで終わるのである。ゆえに子供の文学としても存在感がある。