金田一耕助の冒険 特別版
発売当時から気になっていたCDでしたが、その当時は購入を見送ってた結果、今現在CDショップでは入手不可能になってしまい、あわてて購入しました。
思ってた以上に良かった!!特にボーナストラックが。茶木みやこさんや古谷一行さんの歌声が聞けて、もう歓喜の涙が・・・
八つ墓村
前作「犬神家の一族」の「純和風」の独特のムードが忘れられず、結局買う羽目に。前作は原作を知っていましたが、今回は原作自体よく知らなかったので、それなりに楽しめました。登場人物も多いですが人物相関図で分かりやすくまとめられているので、人間関係の把握も容易でした。人が次々と死ぬたびに毎度恐ろしい形相でご臨終なさるので、夜中のプレイはスリルがありました。それと、レトロな新聞の「クロスワードパズル」と「虫食い算」。これ、意外とハマります。(実はこれも楽しみにして買った面あり!)他のミステリー系ソフトに無いムードや仕掛けが、このシリーズの魅力ですね(*^_^*)。・・・金田一の頭をタッチペンでゴシゴシ本当に擦るなんて・・・自分でやってて何かホントにフケでも出てきそうで楽しくもナントナク恥ずかしかった(笑)
病院坂の首縊りの家 [DVD]
横溝ファンではありましたが、この作品に関しては原作も読まず、映画も見たことがありませんでした。(当時は正直期待していませんでした。)
ですが今回始めてこの作品を見て、私は結構楽しめました。
色を抑えた映像は過ぎ去った昭和20年代の雰囲気をよく表現していると思いますし、洋服の赤や木の緑など時折出てくる鮮やかな色がとても効果的に使われており、市川+金田一シリーズでは様式美ともいえる映像の美しさを今回も堪能できます。
加藤武さん扮する警部が手をたたくところや粉薬を吹き出すシーン、調査に行った先で出てくる三木のり平さん扮するトボケた店主と激しく襖を開けるおばちゃん、など毎度おなじみのニヤッとさせられるシーンも一種の様式美でしょうか。
小林昭二さんや大滝秀治さんらいつものメンバーが役所を変えてこの作品でも良い味を出されています。
桜田淳子さんはとても美しく演技も良くて、役に見事にはまっています。(小学生時代、エンジェルハットをかぶった淳子さんのファンでした。)
犬神家のような派手さはないものの、よくまとめられたおもしろい作品だと思います。
早速アマゾンで原作の小説を買って読んでみようかな。
東芝 ∑Book用パッケージコンテンツ ∑Book版 横溝正史「金田一耕助傑作選2」(15冊) SDB-KG002
電子書籍は置く場所はとらないし文字を拡大したり文章を縦書きから横書きにすることができる。
ただ横溝正史の本は昔バカ売れしたので市場にはたくさん出回っている。文庫本など一円のものがざらにある。
文庫で15冊そろえてもせいぜい何十円かのもの。
一万円以上出して買う客がどれぐらいいるか……