日経エンタテインメント ! 2011年 01月号 [雑誌]
映画、テレビ、CM、音楽、本、ゲームのヒット番付が「ヒット総まくり」として紹介されています。TOPはAKB48で以下、嵐、アバター&3D映画・・・と続きます。マツコ・デラックスも8位です。このマツコ・デラックスと高田純次の対談がテンポもよくて内容も面白くて、偽物がやっている高田純次名のツイッターのことに触れています。13人か14人の偽高田純次がいるそうです。
タレントでは「仲里依紗」が高い評価とともに詳しく紹介されていたり、主役のAKB48についてはかなり頁をさいて紹介されています。エンタの世界の2010年がよくわかる特集です。
花菜 ~My Favorite Things~
多くのものをそぎ落したぶん、
いい意味で身軽になった彼女の声が、
素材そのままで、CDという媒介なしに
スタジオから直接届いているように聴こえてくる。
個人的にはオリジナルの方を聴いてからの方が、
デモテイクを聴くような楽しみが味わえるし、
植村花菜のことをもっと知れた気になれると思う。
山本潤子さんのからみはとても自然で、大人。
ハモるとすればそうなるだろうな、という過不足ない音選び。
Only youの大胆なリアレンジも潔い。
塩谷哲とのバトルは、ぜひライブで体感したい。
ただ、「トイレの神様」のセルフカヴァーは、
まだちょいと早かったような気も。
ゆえに、星4つデス。
わたしのかけらたち (DVD付)
これ泣けます。
いつもAKB48ばかりの僕でも違う音楽を聴いてみよう買ったのがトイレの神様が入ってるこの「わたしのかけらたち」です。
こないだテレビでトイレの神様の2時間ドラマやってたの観たら、幼少期の植村花菜を芦田愛菜ちゃんが演じてましたけど号泣しました。
得てしておばあちゃんって存在は良くできた人ですけど、このおばあちゃんはホントにいいおばあちゃん。
それでCD+DVDを購入したんですけど、何度も聴いてるはずのこの曲なのに何度も泣けます。
DVDはトイレの神様のみ収録。
その映像は植村花菜本人の歌う映像も収録されてますが、おばあちゃんと孫の出てくる映像はこのために選ばれた役者さんでしょうね。
また、カラオケの練習したい人にもオススメなのが、画面右側に歌詞が出ます。
カラオケみたいに文字の色が変わったりはしませんが、歌詞カードを読みながら覚えるよりも、曲のイメージに合った映像と歌詞の流れを感じながら練習できますよ。
もちろん映像ナシでCDだけでも聴きとりやすくて、そして毎回泣けますけど。
ところで植村花菜の歌うトイレの神様を繰り返し聴いてて、ひとつこの曲に魅かれる魅力に気付きました。
もちろん誰でもってわけじゃなく自分だけのツボですが。
日本人のほとんどは「らりるれろ」の発音をRA・RI・RU・RE・ROで発音すると思いますが、植村花菜は歌う時、LA・LI・LU・LE・LOとほとんど"L"で発音してます。
英語圏なら"R"の発音は日本人に"W"の発音と似て聞こえるので耳に刺さりません。
だけどラテン系の言語だと"R"の発音は強く聞こえて"L"の発音は母音に近い音で優しく聞こえます。
優しかったおばあちゃんの歌を優しい気持ちで感謝を伝えたくて自然にこうなったのかなぁって勝手に想像してしまいますが、元々舌足らずなのかも(笑)
どちらにしても売れるべくして売れた一曲のような気がします。
トイレの神様
「トイレの神様」を何度も聴いていて、この物語(実話)について、おばあちゃんについて、もっと知りたいと思い購入しました。
そう思っている方にはピッタリの本です。
涙を誘うような書き方をしているわけではなく(ちょっと泣けましたが)、植村さんのこれまでの人生が本人の言葉で真っ直ぐに書かれた作品だと思います。
五目並べや鴨南蛮や新喜劇にもそれぞれストーリーがあり、これから唄を聴くときに頭の中で描写するイメージも以前より鮮明になりそうです。
彼女らしい家族や人や絆をテーマにした暖かい唄を、これからも楽しみにしています。