冬の散歩道 ~S&Gスター・ボックス
~05年8月の現在でもS&Gのベスト盤は数限りなくありますが、このベスト盤はその中でも一番ちゃんとまとまっています。初期から解散までほぼ年代順に並んでおり、しかもどの曲もツボをえた名曲中の名曲。またその曲調の流れもじつにキレイで、ごく自然に楽しめます。あっという間の60分(ほぼピッタリ)です。特に入門者には一押しです。ただ、内の2曲「キャシーの~~歌」「エミリーエミリー」はギター1本の弾き語りライブヴァージョン(『グレイテストヒッツ』のテイク)となっているので、ライブがあまり好きでない人は注意です。~
真夜中の散歩道 (GENTOSHA NOVELS)
新米霊媒師の神崎茜を主人公に、その周辺で巻き起こる殺人事件、そして怪奇事件を描いたエンターテイメントに徹したミステリーです。
従って、どんどん読ませる作品になっており、気楽に読める一冊です。
事件の進展の中で、茜がどんどん「アイドル」化されてゆきますが、このあたりの芸能界・マスコミ関係の力学も楽しめます。
食うや食わずの霊媒師が、マスコミの取り上げ方一つで、ショウアップされ、アイドルに祭り上げられます。
TVなどを見ていると、新しいアイドルが出ては消えてゆく、そんな現象も納得させてくれます。
従って、どんどん読ませる作品になっており、気楽に読める一冊です。
事件の進展の中で、茜がどんどん「アイドル」化されてゆきますが、このあたりの芸能界・マスコミ関係の力学も楽しめます。
食うや食わずの霊媒師が、マスコミの取り上げ方一つで、ショウアップされ、アイドルに祭り上げられます。
TVなどを見ていると、新しいアイドルが出ては消えてゆく、そんな現象も納得させてくれます。
レス・ザン・ゼロ [DVD]
ゼロより少ないってこのタイトルが秀逸。
ジュリアンの落ちぶれていく姿はまさに「レス・ザン・ゼロ」。
ジュリアンが頼った周りの人間で、結局彼を救える可能性が
あったのは、彼を突き放した父親だけだったような気がするな。
周りに甘やかされ過ぎて大人になれないのは不幸だけど
同情はできない。
リゾート地でのパーティーで美しく着飾って笑いながら
鼻血を流してる女の子のシーンがこの映画全体を象徴している
ようで印象的だった。
最後に、クレイとブレア。
ブレアもジュリアンと同類。
きっとうまくいかないと思う。
ジュリアンの落ちぶれていく姿はまさに「レス・ザン・ゼロ」。
ジュリアンが頼った周りの人間で、結局彼を救える可能性が
あったのは、彼を突き放した父親だけだったような気がするな。
周りに甘やかされ過ぎて大人になれないのは不幸だけど
同情はできない。
リゾート地でのパーティーで美しく着飾って笑いながら
鼻血を流してる女の子のシーンがこの映画全体を象徴している
ようで印象的だった。
最後に、クレイとブレア。
ブレアもジュリアンと同類。
きっとうまくいかないと思う。