ミーシャ・バートンの Sex in Ohio [DVD]
ジャケット写真を見る限り、
ミーシャ・バートンがラブにエロに大活躍しそうな映画に見えますが、
実際には「主演」というには影が薄いです。
どちらかというと、写真では小さな扱いになってるパーカー・ポージーの方が
ストーリーの中心です。
ミーシャ・バートンはかわいいし、ストーリーも悪くないけど、
ジャケットのイメージと、実際の内容のギャップがありすぎるとガッカリするので、
その辺考えて作って欲しいです。
スクイージング・アウト・スパークス(スパーク!)(紙ジャケット仕様)
この4枚目でグラハム・パーカーというアーティストの
スタイルが完全に確立されたといえるのでは?
逆に言うとこれ以降の彼は自己模倣におちいり
伸びしろが無くなってしまった感があります。
それはさておいても素晴らしい出来。ルーモアの演奏も
グラハムの歌も熱い!贅肉をそぎ落としたシンプルな
演奏とリフ主体の生きのいいロックンロールが満載。
パブロックの最良の部分がみっちり詰め込まれた名盤。
フィールグッズよりもグラハムのほうを支持したいですね。
Howlin Wind
グレアム・パーカーの記念すべきデヴュー作。
ソウルフルなVo.を聞かせるグレアムを中心に熱気あふれるR&Rを展開。
味わい深い演奏を聞かせるバックバンド・ルーモアはG.のブリンズリー・シュウォーツ、
Key.のボブ・アンドリュース等から編成されたパブロック残党組。
プロデュースはコステロやダムド、プリテンダーズとの仕事でも有名なニック・ロウ。
名ロックンローラー、デイヴ・エドマンズもゲストでG.を弾いている。
これだけ役者が揃って内容が悪いはずがないでしょう。
のっけからグレアムの塩辛いVo.が炸裂する1.、ロマンチックな4.と5.、
カントリーテイストに辛辣な歌詞が乗っかる6.、ストーンズっぽいR&Rの7.を経て
どろどろした情念を感じさせる10.、レゲエ調の12.で迎える熱いクライマックス。グレアム吼える!
70年代後半のイギリスのシーンの熱さを感じるにはもってこいの1枚。
The Parkerilla
'78年リリースのParkerさんにとっては4作目で有り、Promotion Onlyの"Live At Marble Arch"(Chain Of Fool/You Can't Hurry Love/Kansas City等 全10曲からなるデビュー直後のバンドのタイトで活の言い演奏が聴ける貴重Live音源集 初期の2枚組Best盤"Vertigo"に目出度く全曲収録されたが、現在廃盤。中古はまだ有り!)を除けば彼らに取って初めてのLive盤と成った。
ジャケットで狼男?に変身したPerkerさんだが、PerkaerillaはGorillaとPakerの造語か?パブロックの名バンド出身の猛者達から成るRumourをバックに4管から成るホーン隊を従え、マンチェスター・オックスホード・ニューヨークで録音された。
当時の彼らはオーソドックスなR&R/R&Bに敬意を払いつつ、時代を鋭く抉る歌で時代に牙を剥いていた。結果的にパンクへの橋渡し的な存在と成ったが、彼らが居なければ、パンクの登場は困難になっていただろう。
本作はどの曲もStudioバージョンよりスピードUpされ、やり場の無い怒りから来る切迫感に拍車が掛かっている。#9の躍動感は見事だし、#8/11のスピード感は聴いているだけで腕が攣りそうだ!特筆すべきは#4で、アンドリューの良く動くベースライン、ブリンズレーのソロと言い凄いの一言!バンドの緊迫感が迫る演奏が素晴らしい!#13はシンセ類をフューチャーした新録スタジオバージョンだが、オリジナルに有った緊張感が薄れてしまった。Disco対策だったんだろうが、俺はオリジナルの方が百倍好き。
全体のミキシングにも不満で、バンドの生の姿を捉えていた前述のMarble Archに対してこちらは音質等をいじり回した「作り物」っぽい感じが苦手でした。早い曲では勢いが感じられ良いんですが、ミドル・スローでは軽く感じちゃって・・・ 今回のRemasterでボトムを強調した腰の据わった音質へ変身する事を望む!
Very New York! ~サイドウォーク・オブ・ニューヨーク & セックス・アンド・ザ・シティ シーズン4~ [DVD]
sex and the cityは最高。あんな仲間が欲しい、あんなふうに人生送ってみたい!といつも思う。
サイドウォークオブニューヨークは同じニューヨークが舞台でも全く違った感じで、見終わった後もあまりすっきりしない…。インタビュー形式で、それぞれのカップルの恋愛がとりあげられています。男女間の問題や、悩みには共感できる場面もあるが、ストーリー全体が優柔不断な感じでした。