Leer Lied レーアリートローゼンメイデンベストアルバム
何気なく手にとって歌詞を読み、すべて日本語なのにまず驚き、その場で聴かせてもらって、即、買うことに決めた。特に気にいったのは「Eden」。まずヨーロッパの街並が目に浮かんだ。後で原作を読み、アンティークドールの「真紅」の視点だとわかったが、“邂逅は 嗚呼 いつか来る現実を胸に突きつけ 俄かに輝く”“覚醒から始まるは終わりへの遊戯”といった、人間の人生そのものに当てはまるあたりは実に見事だと思う。こういう歌詞を書ける人がいて、評価されているのは嬉しい限りだ。アニメ世代だけに聞かせておくのはもったいない。
「ローゼンメイデン・オーベルテューレ」水銀燈の今宵もアンニュ~イ Vol.3
待ちに待ったVol.3です。
今回はクリスマススペシャルとのことです。
一通り聴いたのですが、水銀燈らしさを発揮しているシーンがVol.2よりも更に少なくなっている感があります。
できればめぐとの掛け合いは程々にして欲しいところです。最後に1コーナーだけあるくらいが丁度良いですね。
隠し味は少量だから引き立つわけで、これがメインになってしまうのはどうかと。
まあめぐはめぐで黒すぎるところが面白くもあるわけですが。
私としては、銀様のリスナーへの突き放しっぷりが好きだったので、その辺りが減ってしまうのは悲しいですね。
ローゼンメイデン・オーベルテューレ (初回限定版) [DVD]
ローゼンメイデンという物語には複数のテーマ、見所があるように思います。家から出る事
さえ苦痛だった少年ジュンの心の成長や真紅を中心に描いたドール達の闘いや又はふれあい、
そんな中でも大きな骨格の1つとして、本編1期2期ともに第1ドール水銀燈VS第5ドール
真紅の対立というものがありました。執拗に真紅を敵対視し憎んでいるように見える水銀燈。
そんな彼女を(当初は)見下していた感もある真紅。そんな2人の対立の始まりが描かれた
ローゼンメイデンのプロローグが本作。オーベルテューレを観ればまた違った気持ちで本編を
観る事ができるかもしれません。特にトロイメント6話「天使」での真紅の言葉、僅かに
伝わってくる水銀燈の心境の変化は以前より貴重なものになりました。
TVアニメ「ローゼンメイデン・トロイメント」 オリジナルサウンドトラック
アニメを見ているときにメグの歌をもっと聴きたいと思ったのは私だけではないはずでしょう。そんな方にはぜひおすすめの1枚です。
曲目リストでは詳しくは書かれていませんが、メグの口ずさんでいた曲の名前は「瞬」(しゅん)という曲です。
私はこの曲のためにこのCDを買ったと言ってもいいかもしれません。
アニメを見ているとついつい口ずさんでしまうほどいい曲ですのでぜひ一度お聴きください。
その他に収録されている曲もローゼンメイデンの不思議で神秘的な世界を上手く表現しているかと思います。
ローゼンメイデン・オーベルテューレ (通常版) [DVD]
水銀燈の過去編です。
どうしてあれほどに真紅を憎むのか?
どうしてあれほどお父様に会うことにこだわるのか、がよくわかります。
なぞの人形師とかちらほらでてきます。
水銀燈の悲しい過去、お父さまに自分は愛されていたのか? と自問自答する姿が悲しい。
アニメシリーズを見ていた人には必見だと思います。